【3000文字チャレンジ】検索と肩透かしの向こう側。君は「とんもろこし」と言ったのかい?

【3000文字チャレンジ】検索と肩透かしの向こう側。君は「とんもろこし」と言ったのかい?

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3000文字チャレンジ! お題:「とうもろこし」

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8月も下旬に入り、夏休みの終わりが見えてきました。

お盆も終わり、木々にしがみついてシャワーのように鳴き声を降らせていたセミたちの姿も少なくなってきた今日この頃です。

今回も恒例の3000文字チャレンジに挑戦していくわけですが、お題が「とうもろこし」ですよ。

うーん、とうもろこしで3000文字・・・。

何とも難しいですね。

 

書けない時は書けないという状況やその時の感情を書けば良いと、某こぼりさんが仰ってたので、今回はそんな感じでいきます。

 

 

まずはTwitterで「とうもろこし」って検索してみますね。

すると、おいしそうなとうもろこしレシピであったり画像がたくさん出てきますね。

とうもろこしごはん、とうもろこしの天ぷら、BBQで焼きとうもろこし、レンチンでお手軽とうもろこし、などなど。

 

あー良いですねー。夏らしくてねー。あー、おいしそう。で終了。

何かもっとこう、おもしろいの出てこないかなぁ・・・と思いながら時間が過ぎていきます。

 

書けないままに日中を過ごし、気付けば夜。

夜ごはんのデザートにご近所さんからいただいたすいかを食べている時に、ふと童謡の「すいかの名産地」が頭の中に流れてきました。

 

「とーもだちが できたー すいかの名産地ー♪なかよしこよーしー すいかの名産地ー♪」

とにかく、「すいかの名産地」と連呼するあの歌。

1番の歌詞しか知りませんが、昔から、変な歌だなぁと思っていたんですよね。

 

すいかの歌があるのなら、とうもろこしの歌もあるのかなぁなんて思い、検索してみました。

マイナーな童謡や、Youtubeに上げられている個人製作のとうもろこし数え歌なんかがヒットし、その中で遊助(上地雄輔)の「とうもろこし」という楽曲を見つけました。

2013年8月7日にリリースされた13thシングルだそうで。

 

遊助といえば、「夏男」「まっすぐ」「元気いっぱい」的なイメージで、あまり好みの音楽ではなかったので聴いたことがなかったのですが、これも出逢いかなぁとYoutubeで「とうもろこし」を視聴してみました。

 

きっと、夏っぽく明るい感じの曲なんだろうなぁと思って再生してみると、その予想に反してしっかりと聞かせてくる感じの楽曲でした。

 

生きがいや生きる意味を見つけられず、熱くなれるものもなくて、自分自身が分からない葛藤の日々。
けど自分にとっては何でもない今日という日が、誰かにとっては大切な記念日だったり、生きていたいと思う一日だったりする。
きっと、自分にとってもそんな風に思える日が訪れる。
いつか何かに届くはずという希望をもって生きていこう。

 

そんなメッセージソングに感じました。

いいじゃん!いい曲じゃん!!

 

で、何回か聞いて、歌詞も検索して見てみても、この歌のどこにとうもろこし成分があるのかが分からず。。

 

うーん、気になる。

なぜこの曲のタイトルが「とうもろこし」なのか。

ぎゅっと詰まったつぶつぶの実。

それぞれ同じように見えて違うんだよ、的な?

人それぞれに、色んな価値感があって、みんな寄り添って生きていくんだよ、的な?

そんなメッセージからの「とうもろこし」??

それにしたって分かりにくいし、曲調からして「とうもろこし」のイメージではないよなぁ、と。

 

で、検索。

「遊助 とうもろこし タイトル」

すると、「ORICON MUSIC」の記事がヒット。

 

この曲に込められた想いなんかがインタビュー形式で書いてあって、うんうんと読んでいくと、ありました。

 

―――「とうもろこし」というタイトルに込められた意味は?

 

それに対する遊助の返答をまとめると、

 

「この質問を聞かれるのが毎回一番嫌なんだよね(笑)。」

「ただ黄色い食べ物だったから」

「何も深い意味は込められていません!」

「タイトルって自由だからさ」

 

・・・だって。

 

ほーーーー。

へーーーーー。

・・・。

 

あーーーー?

 

タイトルって自由だけど、さ。

その自由奔放さがあなたの持ち味なのかもしれないけど、さ。

 

タイトルに意味はないですって言われちゃうと、

えぇぇーーーーってなっちゃうよね?

 

まぁ、いいや。

 

どんな曲か気になった方はYoutubeにフルで上がってますので聞いてみてください。

「遊助 とうもろこし」で検索、どうぞー。

 

で、振り出しですよ。

意外な肩透かしを食らって、ため息をつくわけです。

ぼくが食らいたいのは盛大な肩透かしではなくて、パツパツの黄色い粒がぎゅっと寄り詰まった甘い甘ーーーいとうもろこしなんですよ。

あれ?いつの間にかとうもろこしを食べたくなってる。

 

 

さぁ、後半戦。

この先の展開をどうすべきか。。

悩みながら、振り返ります。

そういや「すいかの名産地」もよく分からん歌だと思っていたんだったなーと。

 

で、歌詞を検索してみました。

この童謡3番まであるんですね。

数えてみると「すいかの名産地」って12回も出てきます。

全歌詞の半分のセンテンスが「すいかの名産地」。

洗脳レベルだよー。

 

で、しかもフィナーレとも言える3番に何と、「とんもろこしの花婿」なる歌詞が出てくるじゃあないですか。

小麦の花嫁と5月に結婚式を挙げるそうです。

おめでとう。

 

農家同士のご結婚かな?

夏は農業に専念して、冬には夕陽が輝く海辺でつぶつぶコーンを二人で分け合って飲んで、イチャついてください。

 

じゃなくて、何てこった。。。

 

遊助の「とうもろこし」に寄り道せずとも、最初のひらめきの時点で「とんもろこしの花婿」まで辿り着けていたじゃないか、と動揺するわけです。

 

童謡に動揺・・・・。はい。

 

いや、しかしだ。

人生なんてものはいかに有意義な寄り道・回り道ができるかじゃないか。

どんなことだって無駄じゃないはずさ。

まっすぐ前だけを見て最短距離をわき目も振らず独走するよりも、右に曲がり、左に曲がり、たまには振り返って来た道を戻り、また前を見て、恋した人とは向かい合い、愛する人とは同じ方角を向きながらゆっくりと歩んでいけば良いんだから。ね。

・・・

・・・・

ね。

じゃ、ねーよ。

何の話してんだよって話だよ!

こんなんで終われると思ってんじゃねーよ。

まだ1000文字くらい残ってんだよぉぉぉぉ!!

 

 

だいたいさ、「とんもろこし」って何だよ。

「とうもろこし」ではなく「とんもろこし」・・・。

 

えっ?別物?

 

「とうもろこし」と「もろこし」が別物のように、「とんもろこし」もぼくが思っている「とうもろこし」とは別物なのかい?

 

また肩透かしを食らうことに怯え、震える。。。

 

震える指を何とかキーボードに乗せ、検索。

映画サマーウォーズの、オズのパスを暗算で解くけんじくんのようなテンポで「と・ん・も・ろ・こ・・・・し」とタイプしていく。

「よろしくお願いしまーーーす!!」

エンターキーをタァーーーンッ!!

 

 

すると、ある方のブログで「石原さとみが東京メトロのCMで明らかに”とうもろこし”を”とんもろこし”と発音している」とのこと。

 

マジか。

 

石原さとみが言うなら、ぼくもこれからは「とんもろこし」と言うことにしよう。げへへへ。

 

ってかそのCM見たい。

「Youtube 東京メトロ 石原さとみ とうもろこし」と名ピアニストの如く軽やかにタイピング、そして検索。

 

すると

「石原さとみ、軽トラ市で生トウモロコシがぶり!東京メトロ新CMで“みずみずしい和光市”へ」

がヒット。

 

ウキウキと視聴!!

 

有楽町線に乗って、和光市で友人と待ち合わせだって。

涼し気な水色のシースルーな洋服がかわいい&ちょいとセクシー!!夏っぽくて良いねー!!

 

新倉ふるさと民家園で手押し井戸を体験。

きれいな水が溢れる町、和光市。

「新倉うどん ひろとみ」さんで冷しうどんを食べる石原さとみ。

あぁぁ、かわいい。美しい。もう尊い。

 

 

うどんやさんの店主と店員さんが指を指す。

あどけない顔の石原さとみがお箸で持ち上げているのは、とうもろこしのかき揚げ。

 

おっ、ここか!?件の「とんもろこし」発言は!!と聴覚を最大限に研ぎ澄まします。

 

 

「えっ?このとうもろこしも?」

 

ん???

 

巻き戻す。

 

 

「えっ?このとうもろこしも?」

 

んんん????

 

再度、巻き戻す。

次は聴覚だけでなく視覚もフル動員で、彼女の特徴的なぷっくりした唇の動きを追う。

 

 

「えっ?このとうもろこしも?」

 

・・・・

 

はーーーーーー!!

 

言ってねぇなーーーー!!!

 

「とんもろこし」って言ってねぇぇぇぇぇぇ!!

 

明らかに「とうもろこし」って言ってんじゃんよーーー!!!

 

なんだよ!!

 

また肩透かしかよ!!!!

 

なんて日だっ!!!

 

けどそのあとのー、とうもろこしにかぶりつく姿とかー、

とうもろこしを両手に持って「おみやゲット!」っていう姿はー、

あざとさもありつつー、とてもかわいらしかったのでー、

良しとします!!

 

終わり良ければ、すべて良しって便利な言葉ですね。うんうん。

 

 

あ、最後に一点訂正しておきます。

 

ぼくは、これからも「とうもろこし」は「とうもろこし」って呼びますね。

 

ではでは。

 

 

おしまい。