【3000文字チャレンジ】おすすめの◯◯の使い方

【3000文字チャレンジ】おすすめの◯◯の使い方

3000文字チャレンジ

お題「おすすめの〇〇」

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やぁ、どうも。

毎日白衣で出歩いていたらご近所さんからの視線が何だか冷たい、でおなじみの私だ。

さて本日諸君らに教えたいのは「おすすめの○○」の使い方だ。

また、おかしなお題で設定された3000文字チャレンジであるな。

まぁ良い。

冷静沈着、頭脳明晰なこの私にかかれば、どんなお題でも華麗に調理して差し上げましょう。

 

さて、本日は助手の穂波くんにも協力してもらうこととしよう。

 

「よろしく頼むよ、穂波くん。」

「はい、先生。」

 

「三つ編みおさげと丸メガネが今日も似合ってるよ。たまえちゃん。」

「・・・先生、現代においてはそういった身体的特徴を発言すること自体セクハラと捉えられることがありますので、ご注意された方がよろしいかと思います。あと名前で呼ぶのやめてください。虫唾が走ります。」

「・・・ほう、なるほど。分かった。善処しよう。」

「よろしくお願いいたします。」

 

 

さぁ、色んなことが窮屈になって、なかなかに生きづらい現代ではあるが、相手のことを尊重して有意義な生活を送りたいものだね。

特に男女関係のセクハラ問題には注意が必要だ。

気を取り直して行ってみよう。

 

 

まぁ聡明な読者諸君らはとっくにご存じであるだろうが、私は全世界脳科学学会の末席に名を連ねる者として今日は「おすすめの○○の使い方」を脳科学の面から説きたいと思う。

 

なに、脳科学と言ったってそんなに構えることはない。

誰しもが毎日、頭がい骨の中に収まったおよそ1200~1500gのこの脳を駆使して生活しているのだ。

難しいことは抜きにして、みんなが、「あぁ、この経験は脳科学的にはこういうことなんだぁ」と理解できるよう、楽しくお伝えできればと思っているから安心してついてきてほしい。

 

分かったかな?それでは始めていくよ。

 

 

さっそくではあるが、あなたは『プライミング効果』と言う言葉を知っているかな?

 

プライミング効果は、先行する刺激(プライマー)の処理によって、後続刺激(ターゲット)の処理が促進または抑制される効果と定義される。抑制される場合には、特にネガティブプライミング効果と呼ばれることもあるものだ。どちらかというと心理学の分野でよく出てくるな。

 

脳科学的の側面から見るとだな、視覚提示された刺激の知覚的プライミング効果は、後頭側頭葉皮質などの視覚的形態の処理に関連する領域の賦活が低下すること、また、聴覚的に提示された単語に関連する知覚的プライミング効果には、側頭葉の聴覚皮質の賦活の低下との関連性が指摘されているぞ。

 

とても単純だろ?

 

「先生。・・・もうすでに数人の読者が離脱しました。」

「うそだろ・・おい。理解できないからって早すぎるだろ。」

 

「漢字や意味の通じにくいカタカナが多いと敬遠されやすいようです。賦活とか読めませんよ。意味も分かりません。かんけつにせつめいしてさしあげてください。」

 

「ひらがなだけの方が分かりにくいじゃないか。。」

 

 

あぁ、つまりはだなぁ・・・。

プライミング効果の、日常的に起こる具体的事例をあげると以下のようなことだ。

 

人がたくさーんいる街中で、不意に知らない人物の顔が目に飛び込んで来たことはないかい?

あれ~?別にあの人、知人でもないのに見たことある顔だなぁ~っ?何でこの人ごみの中であの人の顔だけ認識できちゃうんだろー?って、不思議に思うあれ。

実はその人物は毎日の通勤電車の中で知らず知らずのうちに見かけていた、というのがプライミング効果の具体的事例だ。

無意識的な情報の刷り込みが先行する刺激(プライマー)となって、後続刺激(ターゲット)の処理が促進されたというわけだ。

 

 

きっと誰しも経験があるんじゃないかな。

うん?ない?

経験ない奴はもっと外に出ろ!!引きこもってんじゃない!!

 

「先生、そういった発言も人の選択的自由を阻害する発言と取られ、へたすれば炎上しますよ。お気を付けください。」

 

「・・・そうなのか。そうだな。。先ほどの発言は適切ではございませんでした。お詫びして訂正いたします。申し訳ございませんでした。」

 

 

言いたいことも言えないこんな世の中はポイズンである。まったく。。

いや、なんでもない。気にしないでくれたまえ。

 

 

で、だ。

このプライミング効果を使ったお遊びがある。

小学生くらいに誰しもがやったことがある遊びだと思うが、「10回クイズ」というやつだ。

 

出題者と回答者の二人で遊ぶクイズゲームだな。

 

出題者はある単語を10回、回答者に言わせて、その後クイズを出す。

回答者は10回唱えた言葉に意識を引っ張られて、クイズの回答を間違ってしまい、二人してワハハと笑いあうといったゲームなのだが、、こんな説明よりやってみるのが早いだろう。

 

「穂波くん、頼む。」

「はい、先生。」

「では、ピザと10回言ってくれたまえ。」

「ピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザ」

「ではここは」(ひじを指差して)

 

「ひじ」

「・・・・」

「・・・・」

 

「君はもっとできる子だと信じていたのだがな。」

「すいません。先生。大人げなかったと反省しております。」

 

 

 

「もう一度いくぞ。」

「はい、先生!!次こそ期待に応えてみせます。」

 

「ピザと10回言ってくれたまえ。」

「ピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザ」

「ではここは」(ひじを指差して)

 

「日本!でっかいね~、夢あるね~!」

『うーん!ポーツマスポーツマス!!昇竜拳!!ラッセラーラッセラー!!ラッセラーラッセラー!!にゃーーー!!』

 

 

「って、おいーーーーーーー!!!!!!それは猫ひろしのネタだろがいっ!!!懐かしすぎて感動したわ!!一緒にやっちまったじゃねぇか!!」

 

「ファンだったんです。カンボジア人になるまで。」

「ファンなら、そこから応援してやれよ~~~~~!!頑張れー!!って言ってやれよーー!!」

 

 

 

「そうじゃないんだよ。最後のチャンスだ。穂波くん。」

「はい、先生。」

「問題を変えよう」

「はい、先生。」

 

「では、まご と10回行ってくれたまえ。」

「まごまごまごまごまごまごまごまごまごまご」

「顔の下にあるものなーんだ?」

「あご?」

 

「ふっふっふ、、ふぁはぁーーーーはぁっはぁっはっーーーーっ!!!まんまと引っかかったな、穂波君!!正解は首だーーー!!!」

 

「・・・そうですか。」

「ちょっ。そのテンション低いのやめて。切なくなるから。お願い、やめて。」

「はい、先生。」

 

 

とまぁ、このゲームは「音」を利用してプライミング効果を発生させるわけだ。

音、つまりは聴覚からの情報だけでなく、文字や記号を見るという視覚情報からでもこのプライミング効果は発生させることはできる。

 

これはプライミング効果の中でも「直接プライミング効果」と呼ばれるものだ。

「直接プライミング効果」とは、プライマーとターゲットとで同じ刺激が繰り返されることで起こるプライミング効果のことを指し、別名では「反復プライミング効果」とも呼ばれるんだ。

 

例えば

「以下の文字列の◯の中に文字を入れて単語を完成させなさい」

「の◯か◯く」

みたいな問題があるとする。

 

これだけではなかなか答えに辿り着くことは難しいだろう?

 

だがこの問題を出す際に、

「脳科学者からの問題です。」

などと文章を加えると、どうだろう。

 

問題の答えが「のうかがく」であると素早く◯を埋めることができるのではないか?

 

つまりは「脳科学者」という文字が「先行する刺激」(プライマー)として脳内で処理され、それを処理していない場合と比較して問題(ターゲット)への正答率が向上したり、反応時間が速くなったりするわけだ。

 

 

さぁ、この単語完成クイズで遊んでみることにしよう!!

そこで今回のテーマ「おすすめの◯◯の使い方」だっ!

もうこれを使えば、飲み会の席なんかで大ウケ間違いなしだ!!

気になるあの娘とも大接近できるぞ!!

 

 

「では、穂波くん、次の○に文字を入れて単語を完成させなさい。」

「・・・ちょっと先生。よろしいでしょうか?」

「まぁまぁ、とにかくやってみてよ。」

「・・・はい、先生。」

 

次の○に文字を入れて単語を完成させなさい。

【問題1】

○ン○ーグ

なっ○う

ざっ○う

ゆ○

ブ○グ

チ○コ○ート

み○ん

げ○よ○び

 

「・・・あっ!!ハンバーグ・なっとう・ざっそう・ゆき・ブログ・チョコレート・みかん・げつようび、ですね。今までの3000文字チャレンジのお題ですね!」

「そう、3000文字チャレンジのお題という共通点に気づいたからこそ、『ゆ○』は『ゆき』になるわけだね。その共通点を知らない人は『ゆみ』とか『ゆげ』とかの答えにもなるわけだ。」

 

 

さぁ、ではでは大詰めだ!!この問題にも張り切って答えてもらいましょうーーーーーー!!!

 

次の○に文字を入れて単語を完成させなさい。

【問題2】

テ○ト

し○ぶ○し

ア○パ○マ○

て○し○は○

ま○こ

チ○コ

ち○ち○

 

 

「テント・しんぶんし・アンパンマン・てんしんはん、、、、、、。」

 

「(にやにや)・・・・お、おい、なに携帯電話取り出してんだ。おい、どこに電話しているんだ?」

「あ、もしもし。セクハラ110番窓口ですか?今上司からセクハラを受けていて、、、。・・・はい。そうです。」

「待て待て待て待て―ーーーーー!!!待ってくれーーー!!お願い待ってください!!いやだー!こんなことで捕まりたくないーーーーー!!!!」

 

 

「先生、何やらせてるんですか(怒)こんな子どもみたいな問題出して!!」

「いや、ぼくが想定していた答えは、テスト・しんぶんし・アンパンマン・てんしんはん・まいこ(舞妓)・チョコ・ちょちく(貯蓄)だよ。」

 

「え・・・?」

「(にやにや)一体どんな答えを思っていたんだか。」

 

「・・・・・まるこ・・・チカコ・・・・チンチラ!です。」

「(笑)まるこはまぁ分かるよ。君の親友だ。けどチカコって誰だよ!!チンチラはなるほど、うまいじゃないか。」

 

「先生のいぢわる。今度またこんなことしたら絶対に訴えますからね。ところで、先生。ちょっとよろしいでしょうか?」

 

「なんだい、穂波くん。」

 

「先ほども申し上げようと思ったのですが、、先生、もしかして今回のテーマである3000文字チャレンジの『○○』を言葉通り『○○』のまま受け取ってませんか?たぶんこの『○○』の中には『音楽』とか『映画』とかそういった言葉を代入して、自分の趣味趣向を反映させた記事を書くのがセオリーなのでは・・・・?」

 

「え、、、、そうなの・・・?え、、うそ、、もう4000文字超えてるんですけど。今からやり直し??」

「やっぱり。ふふふ、やり直しです♡」

「ええーーーーーー!!!」

 

 

おしまい。

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あとがき

Twitterの中でこぼりたつやさん(@tatsuya_kobori )が企画されている3000文字チャレンジに挑戦!

ということで、今回で4度目の挑戦です!

 

今回のテーマは「おすすめの○○」。

 

とにかく変化球が投げてみたい!の一心で書きあげました笑

セクハラはだめですよ、絶対!!

飲み会とかで使って、訴えられても責任は負いません!!

 

今回は参加者のみなさん、どんな「おすすめ」を書かれるのでしょうか。

書くのも読むのも楽しい3000文字チャレンジ!あなたも参加してみませんか?

 

この記事を偶然見てくださったあなた!!

すぐにTwitterで「#3000文字おすすめ」「#3000文字」で検索して読んでみてくださいね!!

きっとたくさんのおもしろい話に出会うことができますよ!!

 

 

最後に、こぼりさんのルール説明の中で

・否定&批判コメント禁止! 物好きたちが好きで勝手にやってることです。そっとしておいてやって下さい。もちろん、お褒めのコメントは無限に欲しいです。

とありますので、何卒温かい目で見てやってください(笑)

 




 

やーさん

最後までお読みいただきありがとうございました!

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