【3000文字チャレンジ】ぼくの愛機はCanon EOS 50Dです。

【3000文字チャレンジ】ぼくの愛機はCanon EOS 50Dです。

3000文字チャレンジ!! お題「写真」

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写真が好きです。

見るのも、撮るのも、好き。

趣味の一つと言っても良いくらい、以前はお金も時間も掛けて写真を楽しんでいました。

 

パソコンのフォルダやクラウド上に保管している写真データは万枚単位と、膨大な量になっています。

アルバムに挟んだお気に入りの写真たちは、ずっと姿形を変えずに思い出をそこに保管し続けてくれています。

 

一目見れば、その時に感じていた空気や温度、香り、音なんかが瞬時にして脳裏に浮かんでくる思い出のたくさん詰まった写真。

大切な友人との楽しい時間や、愛する家族や子ども達の成長を記録した写真。

その一枚から様々なストーリーが思い浮かんでくるようなメッセージ性の強い写真や、見た瞬間に心をぐっと掴まれるような美しい写真。

もう写真でしか会えない、あの人の笑顔。

 

写真の数だけ、思い出が残されていると言えますね。

 

昔、高校時代だったか大学時代だったか、自分に向いている職業は何か?みたいな適正テストみたいなのを受けたことがあって、その結果で1位に上がったのが「カメラマン」だったか「写真家」だったかで、将来的にカメラを使って何かお仕事が出来れば良いなぁ、と漠然と考えてたこともありましたねー。

そうだった、そうだった。

そんなことは今の今まで忘れていました。

 

いい機会なので今回の3000文字チャレンジは、自分のカメラ・写真との歴史や思い出を遡ってみることにします。

ただの自分語りになりますが、お付き合いいただけると嬉しいです。

 

 

さてさて、カメラに初めて触れたのはいつのことだったでしょうか。

 

多分小学~中学生くらいの頃は、修学旅行の際なんかにフジカラーのインスタントカメラ「写ルンです」を携えていって写真を撮っていたような記憶があります。

27枚撮りとか36枚撮りとかありましたよね。懐かしい。

フラッシュも焚けて、これなら暗いとこでも写真撮れるわーと思って撮って、いざ現像してみると、散々な写真だったみたいなことも多々あった気がします。

現像代とかけっこう高くて、おこづかいを現像代に使うのを躊躇した覚えが・・・。

 

あの頃の写真は今どこへ行ったのでしょう。

アルバムなんかに綴じてしっかりと保管するほどの写真ではなかったので、残ってすらないかもしれません。

 

 

高校生くらいになると携帯電話を持つようになって。

その頃は「写メ」とか言って、気軽に写真を撮って遊ぶようになりましたね。

フルカラー表示の機種が出始めて日が浅く、まだまだ画素数の少ないパカパカタイプの携帯電話。

写真を撮れるってことだけで「これスゲーな!」って友達と湧いてたあの青春の日々。

 

どこからの角度で撮るとかっこよく見える~とか言いながら、自撮りに時間を費やしたりなんかしてね。

今みたいに加工できるアプリがあるはずもなく、なかなか”盛れ”ないから大変ですよ。

 

友人の紹介で繋がったメル友に、努力の結晶の自撮り写メを送りあって、がっかりしたり(失礼)恋仲に発展したり、みたいな青春時代を過ごしてましたね。

懐かしや懐かしや。

 

「え、お前彼女出来たん?ん?メル友?何でも良いから写メ見せろや!」

みたいな会話がそこら中でされてましたね。

思い返すと、視覚的な情報共有が手の中に納まる機械一つで、いとも簡単に出来るようになり始めた時代でした。

 

 

大学生になってから、コンパクトデジカメを持ち始めたのかな。

最初に買ったのがオリンパスのコンデジだったと思います。

コンパクトと言いつつも、今のそれと比べると大きかったですね。

ポケットには入りきらないくらいに分厚かったです。

 

大学の授業はフィールドワークも多くて、記録用に写真を残すことを目的に買い求めたと記憶しています。

 

地元を飛び出して、新しい環境に身を置き、刺激的な毎日を過ごした大学時代。

新しい友人がどんどん出来て、行動範囲も高校生時代のそれとは比べ物にならないほどに広がり、残したい思い出がたくさん出来るようになっていきました。

友人と一緒に遊びに行った思い出をカメラに撮って残し始めるようになり、その行為は何気ない日々の中にも侵出し始め、旅行先でなくとも毎日カメラを携えるように。

 

いつしかコンデジでは無くてもう少し良いカメラが欲しいなーと思い始めて、この頃からカメラ・写真が趣味の一つとなっていきました。

写真が楽しい!と感じ始めると、やはり欲しくなるのが「一眼レフカメラ」ですね。

頑張ってバイトしてお金を貯めて買ったのが、FUJIFILMの「FinePix S9000」という機種でした。

 

買ったのは2005~6年くらいだったでしょうか。7~8万円くらいしたのかなー。

今から思うと、何でコレにしたのかな・・・とも思うんですが。

まだカメラ初心者だったぼくは、レンズ交換が不要で、多彩な撮影シーンに対応する28-300mmという超ワイドレンジズームレンズ、そして「ネオ一眼(レンズ一体型・電子ビューファインダー搭載のデジタルカメラの呼称。)」という名前に見事に惹かれて購入しました。

 

300mmの望遠ってかなり被写体に寄れるんです。

かなり遠いところからでも、ぐぐーーーっと寄ってアップの画が撮れるんですよ。

 

友人の中には、「カメラを向けられている」ってだけで緊張しちゃって表情が固くなってしまう子がけっこういたんですけど、かなり離れたところから撮ってると自然な表情が撮れるんですよね。

 

別に?かわいい子を遠くから盗撮してやろうとか?そんなゲスい下心の為に、300mm望遠を買ったわけではないですよ?

 

あはは、いやだなぁ。

何でそんな目で見るんですか。

ちょっと、やめてくださいよ・・・。

・・・どこに電話してるんですか?

え、何でおまわりさん呼んでるんですか!

ちょっと!!ねぇ!!!

 

 

さて、冗談は置いといて。

毎日カメラをぶら下げて、至るところで写真を撮り、当時流行っていたmixiやFacebookでUPして楽しんでいました。

ありがたいことに友人の間では、ぼくが撮る写真はそこそこ好評で、イベントがあるごとにSNSに上げる写真アルバムを楽しみにしてくれているようでした。

自分が撮った写真を、楽しみにしてくれている人がいるっていうのは、とても嬉しいことでしたね。

 

 

人が撮った写真を見るのも好きで、写真好きな友人が撮った写真を見せてもらったり、街中で開催されている写真展をちょくちょく見に行ってました。

 

いかにもセミプロやプロが撮りましたー!というような、雄大な風景や、生命力溢れる生物、芸術的な作品ももちろん素晴らしいと思うのですが、それ以上に何気ない日常の風景を切り取った作品や、誰かも分からない家族写真、ユーモアに溢れたクスっと笑えるような作品が好きでした。

 

 

一度だけですが、友人からの誘いもあって、ギャラリーで写真展を開催したこともありました。

どの写真を展示するのか、100枚くらいから5枚を選んで、展示方法も工夫して・・・こうして思い出すと楽しい時間だったなぁと、しみじみ思います。

趣味に没頭できる時間って大切ですねー。

 

 

 

大学を卒業して、社会人になりましたが、カメラマンや写真関係の職業は特に目指すこともなく、就いた職種は中小企業の営業職でした。

 

社会人になってから2年目くらいだったかな。

ようやくお金も貯まり始めて、少し余裕が出てきたので、新しいカメラを買いました。

買ったのがCANONの「EOS 50D」という機種でした。

「EF-S 18-200mm F3.5-5.6 IS」というレンズキットで15万円程と、なかなか奮発した買い物でしたね。

 

それまで使っていた「FinePix S9000」と比べると、性能差がすごくてびっくりしたことをよく覚えています。

 

1510万画素の高画質!!くっきりとした写りで、ボケも美しく出る!!

そして最高連写速度が6.3コマ/秒と、めちゃくちゃ早いー!!!

さすが中級機ぃぃいいいいい!!!!うおぉぉぉおおお!!!

 

とテンションが上がりましたねぇ。

会社にも毎日持っていって、昼休みには外に出かけて自然の風景や、街の様子を撮って遊んでいました。

 

その内、写真好きということが社内でも広まり、それまでは外注していた商品カタログの写真を撮ってみないか?という話が舞い込んできました。

 

小さい会社なので、職種を超えて様々な仕事をすることが多々あるのですが、まさかカタログ用の写真を撮る日が来るとは・・・!!

もちろん二つ返事で受けました。

 

簡易スタジオを買ってきて、商品の写真を撮る日々。

カタログの扉絵の部分なんかは、外で商品を”映える”ように工夫して撮ったりして、とても楽しかったのを覚えています。

趣味が仕事になる、という経験が出来た瞬間でしたね。

今でも会社のカタログや広報媒体に自分が撮った写真が使われているのを見ると、ちょっと嬉しく思います。

 

 

一年前に入って来た新入社員の子もカメラを趣味にしていて、社内での写真撮影はその子に任せることが多くなりました。

趣味であれ、特技であれ、自分が楽しめる何かを仕事に活かすことができるというのは、「自分の居場所」を作り出すということにも繋がりますね。

今後の彼の活躍に期待したいです。(ぼくよりも最新で高性能の良いカメラ持ってますしね!!)

 

 

最近ではスマホのカメラの性能が格段に上がってきていて、ポートレートモードでは一眼レフと遜色ないボケ感を楽しむことが出来ますし、撮ってすぐに加工して、インスタを始めとするSNSに投稿することが出来ます。

 

何万~何十万という高いカメラを買わなくとも、スマホさえ持っていれば誰でもカメラマンになれて、撮影を楽しんだり、写真を投稿して楽しんだりすることが出来るようになったとも言えますね。

(もちろんプロのカメラマンは知識も技量もスゴイんですよ!!素人とプロカメラマンを一緒にしているわけじゃないのであしからず。)

 

私生活ではぼくもすっかりスマホで撮る便利さに慣れてしまって、ここ数年は一眼レフカメラをガッツリと使った撮影をしていない状況です。

 

けど、こうして改めて自分と写真やカメラとの繋がりを遡ってみると、久々にカメラの小さなファインダーを覗いて、切り取る構図を決め、マニュアルで絞りやシャッタースピードを設定して、こだわりの一枚を撮りたいなぁと思いました。

良い写真が撮れたら、このブログで発信できると良いなー!!

 

 

ということで、つらつらとぼくのカメラ・写真との思い出話を綴ってきました。

お付き合いありがとうございました。

 

今日はもう6月6日。間もなく梅雨入りです。

雨でお出かけできない日は、昔の写真を見返して思い出に浸る、なんていう時間の使い方も良いかもしれませんね。

 

ではでは。

 

 

やーさん

最後までお読みいただきありがとうございました!

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