【3000文字チャレンジ】電話にまつわる徒然なる思い出話し

【3000文字チャレンジ】電話にまつわる徒然なる思い出話し

3000文字チャレンジ! お題「電話」

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もう今では「誰もが持っている」と言っても過言ではないほどに普及した携帯電話。

 

携帯電話の走りと言えば、バブル期頃にほんの一部の人だけが使えた、ショルダーホンというものがあったんだそうで。

それは重さが3kgもあり大型で、あくまで自動車電話の発展系といったものだったようで、今その姿を見ると滑稽で笑ってしまいますが、当時は間違いなく最先端機器として崇められていたことでしょう。

ちょうどぼくが生まれた1985年頃に出来たそうです。

今ではバブリーなお笑いのネタの中で見る機会があるくらいでしょうか。

 

「しもしも?石黒賢?このあとてっぺんで?ザギンでぐーふー?はい、オッケー、バブリー!」的な?

 

一度バブル期の高揚感を体験してみたいものです笑

 

さて、日進月歩の技術進化で、始めは持ち運ぶのも大変な大きさだった携帯電話は、たった数十年で大きく、いや小さく進化して手の中に収まるサイズになって、しかも電話機能だけではなくて、メール、ネット、カメラ、動画編集、ゲーム、、、と何でも出来てしまう魔法のようなアイテムとなりました。

 

毎日のように新しいアプリやネット上でのサービスが生まれ、指先一つで何でも出来てしまうスマートホンが広く普及していますね。

ホームボタンを押して、さまざまなアプリを起動すれば、その小さな機械は広大な別世界への入り口となります。

もう生活の中で、なくてはならない物になっている方も多いのではないでしょうか。

 

ぼくも朝起きて一番初めに触るものがメガネとスマホですね。

 

夜中の間にたまったSNSの通知やLINE、メールを確認することから一日が始まります。

通勤中の時間に、日中も仕事のやり取りで、休憩中にも、そして帰宅の電車の中でも、、とほぼ一日中スマホの画面を見ているような気がしますね。

これはもう立派に依存しちゃってますねぇ・・・。

もうスマホなしでは生活できないレベルかもしれません。。

 

 

今でこそスマホ主流ですが、青春時代と呼べる中学~大学生時代はいわゆるガラケーでしたね。

「ガラケー」=「ガラパゴスケータイ」っておもしろいネーミングですよね。

世界標準を無視して日本独自の進化を見せたケータイのことを、他の島から隔離されて独自の進化を遂げたガラパゴス諸島の生物に例えて表した名称ですね。

うまいこと例えたものです。

 

思い返すと、ぼくが携帯電話を持ち始めたのは中学生~高校生頃でしたでしょうか。

 

当時はストレートな形のいわゆるキャンディバータイプ。

通信キャリアはJ-PHONE。

J-PHONEとか懐かしすぎる・・・!

 

小さな液晶画面は白黒。

カメラもまだ搭載されてなかったです。

音もすごくしょぼくて、けど自分で作曲したり出来る機能があったりして。

自分で好きな曲の音を並べて着メロを作ったり、毎日学校で会いながらも、夜は夜でその友達らとメールしたり、、、思い返すと懐かしいですね。

 

けれど、メールはよくしたけど電話はあまりしなかったなぁ。

当時はたぶん1分あたりの通話料なんかも一番高いプラン=基本料金の一番安いプランでの契約だったと思うので、極力電話は使わない、みたいな感じでしたね。

電話魔の友人が電話のし過ぎで、月額で数万円使って親からめちゃくちゃ怒られたとか言ってた記憶があります。そりゃ怒られるわな・・・笑

そう考えると今はLINEで無料通話なんかもできるわけで、ほんと離れた人と人が繋がりやすい環境ですよね。

 

 

携帯電話を持ち始めたばかりの頃のことで今でも思い出すのが、とある間違い電話。

 

多感な思春期の頃の思い出です。

 

夜に見知らぬ電話番号から着信。

誰かなー?と思いながら自室に入ってから電話に出てみると、明るい若い女性の声。

 

(ここからはうっすらとした記憶を元に、たぶんこんな内容だったなぁといった感じで再現します笑)

 

???「あ、やっとつながった!なにしてんのー?」

ぼく「(誰だ?)えっ?・・家だけど・・・。(ドキドキ)」

???「えっ?まだ家にいんのー?!早く出ておいでよ!(ガヤガヤ)」

ぼく「(後ろでガヤガヤとうるさいな。お店の中かな。)えっ?どこに・・・?」

???「はぁ?マジで言ってるの?」

ぼく「え?ちょっと待って。・・・誰かと間違えてないですか?」

???「ははは!何言ってんの?良いから早くおいでよ!みんな待ってるから!」

ぼく「・・・あのー。たぶん間違い電話ですよ?」

???「もうほんと良いってそういうの。何時ころに着くの?」

ぼく「・・・俺、○○○○って名前ですけど、合ってます?」

???「えっ??○○くんじゃないの・・・?」

ぼく「はい、違います。。」

???「えー、あれー・・・あははは・・・ごめんなさい!」

(ブチ・・・ツーツーツー)

 

 

ねぇ。

ふつう間違い電話って

 

「もしもし、○○さんですか?」

「いえ、違います。□□です。」

「失礼しました。間違えました。」

「はい。」

(ブチ・・・ツーツーツー)

 

くらいですよね?

 

なのに何?この間違い電話。

きっと少しお酒も入ってて上機嫌な感じで、なかなか来ない男友達に電話したってところでしょう。

 

それまで、あまり女性と電話で話をしたことがない思春期の男の子のドキドキが分かりますか!?!?

返せーー!!ぼくのドキドキを返せーーー!!!!

電話が切れた後の虚無感ったらなかったですよ、ほんと。

なんだったんだ、今のは。。。状態。

 

まぁ、15年以上も前の出来事なのにいまだに覚えているくらい衝撃的だったんですよね。

今思い返してみると、間違い電話をしてきたお姉さんも電話切ったあと恥ずかしかっただろうなぁ笑

 

 

その後、高校生時代にはメル友が流行り、友達の友達の友達みたいな関係でメールを始めた子と付き合いました。

それが初めての彼女。

 

・・・初カノとか甘酸っぱい響きですねー笑

 

思い起こすと、ずっとメールだけで連絡を取り合っていた二人が、初めて電話をする時って緊張しましたねー。

 

メールのテキストや絵文字ではない、その人の声をリアルタイムで聞く瞬間。

 

「・・あ、。もしもし。」

「もしもし、聞こえるよ。」

「・・・○○くん?」

「うん・・・。そうだよ。」

「えへへ。。何だか照れるね。。」

「・・・。(くっ!にやけてしまう!!)」

 

なんて初々しい感じから始まる会話ですよっ!!!

くぅーーーーっ!!!

若いって良いですよねーーーーーーー。

 

 

 

学生時代の甘酸っぱい青春時代は電話=楽しいものでしたが、社会人になってから一時は電話が大嫌いになりましたね。。。

 

新卒で就職し、数か月の研修の後、事務所で鳴り響く電話を取るようになると、もう好きな相手からの甘い電話とは大違いのストレスばかり溜まる電話応対・・・。

 

 

自分の名前も言わずに用件だけババババーーーって言ってガチャンと切っちゃうおじ様。。

1時間以上に渡る粘着質なクレーム電話をかけてくるおば様。。

全然聞き取れない、その上こちらからの声も聞こえていない、ご老人のお客様からの電話。。

明らかにこちらにメモを取らせないほどのスピードでまくしたてる、商品発注の電話。。

海外からの英語の電話・・・。。I can’t speak English!!

などなど

 

夜の中には色んな人がいるんだなぁ、なんてことを思い知らされる日々。

自分の電話応対スキルの未熟さにも腹が立ち、先輩方からのダメ出しも加わり、落ち込み、、、。

 

まぁそれでも、苦手な電話応対も何度も何度も繰り返し、経験を重ねていくとある程度は慣れてくるんですよね。

勤務歴も11年を超えた今では、電話応対もそこまで苦ではなくなりました。

英語は今だに話せませんが・・・。

 

4月に新卒で入って来た子が、今ちょうど電話応対の研修受けてるんですよね。

昔の自分を見ているようで、懐かしい感じもしています。

電話応対に対して苦手意識を持たないように、しっかりと教えてあげたいなと思います。

 

文字数もちょうど3000文字を超えました。

今回はこのへんで。ではでは!

 

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あとがき

どうも、やーさん(@ohokamudumi)です。

Twitter上で企画されている3000文字チャレンジへの挑戦です!!

 

今回のお題は「電話」。

ということでシンプルに自身の電話との思い出を振り返りました。

 

本文で書けば良かったのですが、電話といえば「笑っていいとも!」も印象深いですね。

テレフォンショッキングというコーナーで、ゲストが次のゲストへ電話していましたね。

そんな思い出も懐かしいなぁ。

それで創作書いてみても良かったなぁ、、何てことも今になって思っています笑

 

さて3000文字チャレンジセカンドステージ!!

今回は参加者のみなさん、どんな「電話」を書かれるているのでしょうか。

 

 

この記事を偶然見てくださったあなた!!

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きっとたくさんのおもしろい話に出会うことができますよ!!

 

書くのも読むのも楽しい3000文字チャレンジ!あなたも参加してみませんか?

 

 




 

やーさん

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