星に願いを。
どうもー、やーさん(@ohokamudumi)です。
空にはもこもこ入道雲。切なげなセミの声。
夏休み中の子ども達は朝からラジオ体操して、元気に遊び回り、おやつには庭でスイカを食べて、どこまで種を飛ばせるか競い合い。
日本の 夏の風景。お盆ですねー。
ぼくも久々に実家に帰り、お盆休暇を楽しんでいます。
今日はそんなひと夏の思い出のちょっと笑えるお話です。
お盆とは
帰ってこられた先祖の霊を祀って、仏壇回りに精霊馬を飾ったり、お墓参りに行ったり。
毎年巡ってくるお盆の時期ですが、なんで「お盆」っていう名称なんでしょうか?
「お盆」ってお皿とかモノを乗せるためのトレイのことですよね?
調べてみると、
仏教に関係する「盂蘭盆会(うらぼんえ)」という言葉の省略形として「盆」や「お盆」と呼ばれるそうです。
で、文字どおり、本来は霊に対する供物を置く容器=お盆(トレイ)を意味していたようで、果物やお菓子などの供物を供え祀られる精霊をお盆と呼ぶようになり、「盂蘭盆会」と混同されていったという説もあるそうです。
このお盆の時期は、多くの地域では8月13~16日頃ですが、東京や静岡の一部では7月13~16日頃とされているところもあるそうです。
息子・甥っ子合わせて7人男だらけ
お盆の時期だけは、田舎に兄弟全員が揃います。
ぼくは年の離れた4兄弟の末っ子。
1番上の兄はまだ未婚。
2番目の姉は子ども3人。
3番目の姉は子ども2人。
で、ぼくは子ども2人。
子どもが計7人いるんですが、それが全員男!!!
むさ苦しいったらありゃしない笑
男女どちらかが生まれる確率2分の1のはずなのに、偏りがひどい!!!
2番目の姉のところは、長男が中学生、次男が小学生なのである程度落ち着いてますが、、、
それ以外の5人は1~6歳のほぼほぼ年子状態。
そんなやんちゃ盛りの男の子5人がいると、もう大変。。
まさに地獄の蓋が開いたかのよう笑
やつら体力の温存なんて考えは全くなく、残量0%まで遊び尽くすんです!!
はしゃぎ、暴れて、笑って泣いて、おもちゃの奪い合い、落書き用の紙からはみ出す油性マジック、、、止まない叫び声。
大人たちは途中から、頭がボーっとしてきて、何も考えられなくなり、みんな同じような目をして子どもたちを眺めていました 笑
↑こんな目をしてました。
田舎の盆踊り
子どもたちにもみくちゃにされながら何とか日中をやり過ごし、いつもより豪華な夜ご飯をみんなでワイワイと囲みます。
ご飯のあとは、ちょうどその日にやっていた地域の盆踊りに参加。
やぐらを囲む赤い提灯、かき氷やお好み焼き、射的、くじ引き、きんぎょすくいの屋台。
音割れがひどい安物のスピーカーからは、盆踊りの音楽が延々と流れています。
良いです。
非常に良い空間です。
江戸時代頃、盆踊りは男女の出会いの場であったみたいな記事を読んだことがありますが、よく分かります。
野外、開放感に満ちたクラブのようです。
見様見真似で盆踊りの輪に加わり一汗かき、こども達もきんぎょすくいをしたり、かき氷を食べたりと楽しそうでした。
星に願ったのは、、、
楽しかった盆踊りも終わり、みんなで歩いて帰ります。
街灯もほぼない田んぼに囲まれた田舎道。
カエルや虫の声だけが聞こえてきます。
ふと、空を見上げると満天の星空!
新月からまだ数日しか経ってない細ーい月、赤く光る火星、夏の大三角形、北斗七星にカシオペア、うっすらと見えるミルキーウェイ。
懐中電灯を消して、しばし空を見上げて星々の瞬きに見入っていると、夜空を横切る流れ星が!!
「そういやペルセウス座流星群が見えるってテレビで言ってたねぇ」
誰かの一言で、そのまま天体観測へ。
「あ、流れた!!」
「あ、また!!」
「えっ!?どこどこ!?」
と真夏の天体観測は盛り上がります。
流れ星が見えるとなると、やることは一つ!
そう、星に願いを。
時間にして1秒にもならない、星が流れるその一瞬に願い事を3回唱えるというあれ。
常人ならざる反射神経と、滑舌の良さ、そしてワードセンスが求められます。
まさに無理ゲー。
「お金が欲しい」
なんて願いも品がない、、とは思いつつ言っちゃいますよね。
「金金金っ!!!!」
お金は大事です!
(ちなみにストップウォッチで測ると0.6秒をマークしました。)
ふいに後ろから
「ベンツベンツベンツっ!!」
声の主は1番上の姉。
普段3人子育てしながら、質素に暮らしている姉がベンツとか欲しがるなんて意外やなぁと思い、
「お姉ちゃん、ベンツ乗りたいん??」
って聞いてみると
笑いながら
「あはは、ベンツじゃなくて便通!お通じがずっと来てないの!」と。
えーーー!!!
まさかの便通ーー!!?
夜空に流れる一筋の美しい星にかける願いが便通ーーー!!?
恥ずかしげもなく言うからみんな大笑いでした。
さて、姉の願いは叶ったのか。
さすがに面と向かってお通じが来たのか聞くことはできなかったですが、次の日の朝は心なしかスッキリした顔をしていました。
おしまい。
最後までお読みいただきありがとうございました。
あなたなら星にどんな願いをかけますか?
あなたの願いも叶いますように。
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