【3000文字チャレンジ】「キャベツはどうした?」って言いたい君の純情を弄ぶぼくをどうか許しておくれ。
- 2020.12.05
- 雑記
- 3000文字チャレンジ, アジフライ
3000文字チャレンジ!! お題「アジフライ」
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「美味しくて参っちゃうね!!」で鯵(アジ)という漢字は覚えました、どうもやーさんです。
久々の3000文字チャレンジです。
3周年記念でもあります、今回のお題は「アジフライ」。
この3000文字チャレンジ、周年毎に食べ物のお題が出てきますねー。
記念すべき初回の「ハンバーグ」、2周年目の「ステーキ」。
そして今回が「アジフライ」と、これまでのお題より”料理”しにくいお題じゃないかっ!!
まぁお題の設定の裏側には色々と物語があるようでして、詳細は管理人の「なかのさん」のYoutubeをご参照くださいませ。
(なかのさんの声、落ち着いた大人の雰囲気で癒されますよ~。)
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さてさて「アジフライ」ですよ。
ジュワッサクッフワ~のアジフライ。
どれくらいの頻度で食べる?って聞かれると一年に一回食べるか食べないかってくらいでしょうか。
あらあら、改めて思うと、ほとんど食べてないですね。。
え?みんなもっと食べてるものなの・・?
わが家は基本的に家食で、スーパーやデパ地下でお惣菜を購入したりもあまりしないんですよね。
なので基本的に自分たちで作る物を食すことになるんですが。
学生時代の一人暮らしの頃もけっこう自炊をしていましたが、1Kの狭いアパートでキッチンにも魚焼きグリルが無かったりして、魚自体を食す機会がとても少なかったように思います。
油で揚げる料理なんて、全くと言って良いほどにやらなかったですね。
油の後処理の仕方すら知らなかったですもんねー。
社会人になって十数年経った今では、魚焼きグリルが付いているキッチンで料理が出来るので、焼き魚は頻繁に食すようになりました。
干物なんかは冷凍庫にストックしておくと、塩振って魚焼きグリルに入れて点火スイッチ入れるだけで、後は焼き加減も自動調理で美味しい焼き魚の出来上がり。
夜ごはんの”あと一品何かほしいなぁ”って時に重宝しますよね。
今年はふるさと納税で4kgもの干物をいただいたので、冷凍庫の一角を干物が占拠しています。
そんな感じで若い頃よりはよく食べるようになった魚ですが、その調理方法はそのほとんどが「焼き」であり、わざわざ捌いて、衣をつけて、揚げるという手間のかかる調理はなかなかしないです。
料理は毎日のことだからこそ、「手抜き」とは言わないまでも「時短」「効率化」を積極的に行いたいですし、何なら洗い物の量は極力減らしたいですよね。
ねぇ?そこの奥さん。分かりますよねー?
そうなってくると、アジフライって結構手間がかかって大変な料理ですよね。
たぶん結婚してから、家では一度も自分で作って食べたことがないと思います。
だからぼくにとってのアジフライって、外で食べる物に限られるんですよね。
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アジフライの思い出って何かあるかなー。
と、脳内をまさぐってみると、昔東京出張中にランチで入ったお店のアジフライがとても美味しかったなぁーという記憶がぼんやりと浮かんできました。
銀座にある得意先に営業に行って商談が終わったあと、ちょうどランチタイムに差し掛かり、近くにあった「○○水産」みたいなお店(たぶんチェーン店)に入ったんですよね。
(残念ながらこの店は閉店してしまいました。お店の名前すらちゃんと思い出せないのが残念。)
半地下になっているような店で、階段を降りた先では威勢の良い「いらっしゃいませええっ!!」で出迎えてもらった覚えがあります。
店員さんの接客が元気な店は良いですよね。
入った瞬間の空気感で「おっ、この店は良いねぇ」って嬉しくなります。
カウンター席に座って、ランチメニューを広げます。
ずらりと並ぶメニューの中で目に留まったのが、「アジフライ定食」でした。
「コレ・・・1枚でお腹いっぱいになるんじゃないかな・・・?」
って思えるようなビッグサイズのアジフライが2枚もお皿に乗った、ボリューム満点の写真が載ってたんですね。
ちょうどお腹も空いていたので、このコンディションなら残さず食べられるだろうと思いオーダー。
ランチタイムのオフィス街。
サラリーマン風のお客さんがたくさん入っていましたが、そんなに待たずに運ばれてきました。
メニューに載っている画像に全く劣ることのない・・・いやむしろ更に大きくないか?
と思うほどに迫力あるアジフライが2尾。
ううむ!!圧倒的な存在感!!
ちょっと話はズレますが、メニューの画像に比べて、運ばれてきた商品の見栄えが完全に劣っている店ってかなりがっかりしますよね。。
昔、某牛丼チェーン店で期間限定の丼を頼んだ時に全く画像と違う感じのしょっぼい丼が出てきてかなりショックを受けた覚えがあります・・。
食べてみると味もやはりげんなりするような出来映えで・・・。
まぁかなり昔のことですし、その時の調理スタッフのスキルとか調子が悪かっただけのことかもしれませんからね。
店名などは出しませんけど、やっぱりメニュー表詐欺はいただけないですよね。
(マジですき屋だけは許さない。)
さぁさぁ、気を取り直してアジフライ実食と参りましょう。
アジフライが纏った衣の粒が光り輝き、それが揚げ立てであることを物語っています。
東雲を切り裂き空を染め上げる、洗い立ての太陽かと見間違わんばかりの油の煌めき。(言い過ぎ)
同じお皿には千切りのキャベツも盛られていますが、アジフライで隠れんぼ状態。
いやいや、どんだけデカイんやこのアジフライと思いながらもお口へ招待。(韻を踏んでみた。Yo!チェケラ!)
さぁ、共にいただきましょう。
あなたの目の前にも揚げ立てのアジフライがありますよ。
まずは何もつけずにいただくのが鉄則、お付き合いください。
では、いただきます!!
サクッ!!!
前歯に軽い抵抗を与えながら、小気味よい音を立てて寸断されるアジフライです。
しっかりと満遍なくまとった衣が、いい音を立てるんですねー。
歯から伝わった振動と音が耳まで幸せにしてくれます。
続いて熱々の油がジュワっと染み出してきて唇と口中を潤して、、、
か~ら~の~、
アジの焼いた時とはまた違うフワっとした柔らかい食感と、生臭さではない青魚特有の香りが口中を満たしていきます。
口いっぱい頬張ったアジフライをハフハフしながら咀嚼。
サクッジュワッフワッの三重奏が口内で混然一体となって、、、
「うまーーー!!!!これうまーーーー!!!」
となるわけですね。はい。
どうですか?このアジフライのお味は?
おいしいでしょう?
まだ1枚目の5分の1くらいしか食べてないですよ?
全体の10分の1です。
まだまだこれからです。
お次はソースでいきますか?
お醤油ですか?
お醤油にカラシなんてのも良いですし、キャベツに掛かってるマヨネーズを少し付けてみるなんてのもまた乙かもしれませんね。
ゆっくりと気の済むまで、お召し上がりください。
なーーーんて書いてたらアジフライ食べたくなってきましたね・・・。
今夜はアジフライにしようかしら。手間だけど。
じゃあ、最後はみんなでこの歌を歌って終わりましょうね。
大丈夫、大丈夫。
替え歌にしてるけど、みんな知ってる歌だから!!
いくよ!!
さん、はい!
いざ進めやキッチン♪目指すはアジ2尾~♪
ゼイゴ~とウロコ取~って 内臓を掻き出せ~♪
さぁ頭を落とし 三枚おろしだ包丁~♪
小骨取~り 面倒で~も 一手間加えて♪
振り掛けよう アジに 塩コショウを~♪
掛け過ぎは ダメよ! 軽く振って~♪
小麦粉 卵に~パン粉をまぶして~♪
揚げればアジフライだ~よ♪
(さぁ、ご一緒に!!)
「キテレツ外人~♪」
それ、「セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん」でメソが歌ってたやーつー!!
みんな「キャベツはどうしたーー♪」って言いたかったよね!?
ごめんね!!許してね!!
愛してる!ありがとう!!
はーーい!!これで3000文字書けました!!
おしまーーーーーい!!!
ほな、またね!!
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