【日記】2020/7/7 「星まつり」に願いを込めて。
字が上手な人って、それだけで頭良さそうに感じますよね。
どうも、やーさんです。
本日は7/7七夕ですねー。
皆さんもお願い事はされましたでしょうか?
振り返ると去年もちょうど同じ日に日記をアップしていて、そこで七夕に関しては少し詳しく書いてました。
自分の日記ながら読み返すと、「ふーん、なるほど、そうだったのかー。」なんて思っちゃうんだから、人間の記憶なんて曖昧なものですねー。
人間は「忘れる」ことが出来る動物。
だからこそ、どんな小さな気付きでも文字に残しておくことが大切なのかもしれません。
さてさて、最近ちょっと和菓子にハマりつつあるのもあってですね、今年は七夕に掛けてこんな和菓子をいただきましたよ。
1803年創業の老舗京菓匠「鶴屋吉信」さんの季節の上生菓子「星まつり」です。
「星まつり」とは七夕のことですね。
紫のグラデーションが美しい、歯切れのよい外郎(ういろう)生地に描かれた天の川。
その川を挟んで彦星と織姫が輝いています。
外郎生地に包まれているのは、上品な甘さのこしあんです。
一口食べると、外郎とあんこの絶妙なハーモニー。
彦星と織姫の逢瀬のように、甘いひと時をお口に運んでくれます。
なんつって。
和菓子ってステキですよね。
見た目にも美しいし、美味しいし。
お店によってそれぞれにこだわりがあって、選ぶのも楽しいです。
最近は、百貨店の地下で和菓子屋さんの季節のお菓子を見るのがとても楽しいと感じています。
そういやYouTubeで鶴屋吉信さんを検索したらこんな動画を見つけました。
ロシア人ユーチューバーのあしやさんって方の動画なんですけどね。
アンコ嫌いのありょーなさんと鶴屋吉信さんに行って、職人さんが目の前で作ってくれた和菓子を食べるって動画なんですけど。
職人さんの和菓子を作る手つきがね、すごいんですよ。
まさに職人!!って感じで惚れ惚れしちゃいました。
お店に行って、こんな体験してみたいなー。
生で見てみたい!味わいたい!!
誰かご一緒しませんかーーー!!?
そういや夏の風物詩として捉えがちな七夕ですが、旧暦で見てみると秋の行事となるんですね。
特に今年は旧暦で閏月があったもんですから、旧暦の7/7は新暦の8/25に当たります。
ちなみに立秋は新暦の8/7です。
和歌なんかを引いてみると秋の季節の歌によく七夕が詠まれています。
今日は古今和歌集から一つステキな歌をご紹介して終わりましょう。
古今和歌集 巻第四 秋歌上 174 よみ人しらず
ひさかたの 天のかはらの 渡守 君渡りなば 楫(かじ)かくしてよ
天の川の渡し守りよ、彦星様が渡り切ってしまわれたら、帰れないように楫(=櫓:押し引きして和船をこぎ進める道具)を隠してしまっておくれ、という歌です。
織姫の立場になって、彦星を帰したくない、と詠んだかわいらしい歌ですね。
「楫かくしてよ」って言葉の響きが何とも良くないですか。
今年の七夕はあいにくの雨模様です。
各地で豪雨被害も出ています。
コロナ禍の中での自然災害は厳しいですね。
被災された方々に一日も早く日常が戻りますように。
そして、これ以上大きな被害が出ませんように、と願いをかけて。
では、本日はこのへんで。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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