【3000文字チャレンジ】一期一会の石
3000文字チャレンジ!! お題「石」
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さぁ、始まりました!
3000文字チャレンジセカンドシーズンです!!
主催者が変わり、まだ中の人が誰か分からない状況ですが、特に大きなルール変更もなくこれまで通り、ブロガーの遊び場としてみんなが集まれる場所を提供してくれるようです。
まずは、大きなプレッシャーを背負いながらも、引き継いでくれた主催者さんに感謝を。
ありがとうございます!!
で、セカンドシーズン第一回目のお題は「石」ですって。
いきなり出てきたな、「石」。
主催者さん的には何やら思惑がありそうですが、、、まぁ、自由に書いてみましょう!!
えーー、「石」と聞いて思い起こすモノやコト。
何がありますかねぇ。
目を閉じてイメージしてみると、ぼくの脳裏に浮かんだのは「穏やかな水面が広がる湖岸」でした。
波も小さく、流れもなく、静かに凪いだ青い湖面。
空は晴れて、穏やかな気候、子どものはしゃぐ声が聞こえてくる。
そんな景色です。
なかなかステキな景色でしょ?
なぜ「石」からそんな景色をイメージしたかっていうと、ちゃんと理由があります。
やんちゃ盛りの息子とはよく河原や湖岸に行って外遊びをするのですが、そこで決まってやる遊びが「水切り」です。
「水切り」って分かりますかね?
あの石を水面に投げて、バウンドさせて「○回ハネたーー!」って遊ぶあれです。
誰しもが幼い頃に水面に向けて石を投げて、水切りをしたことあるんじゃないでしょうか?
無い方はすぐに河原に行ってやってみてください。すぐですよ!すぐ!!すぐすぐ!!
・・・すぐ、すぐって書いてたら「すぐ」って何だという疑問に囚われてしまった。。
すぐすぐすぐすぐすぐすぐすぐすぐすぐすぐすぐすぐすぐすぐ・・・。
うーんゲシュタルト崩壊。。
「すぐ」って漢字で書くと「直ぐ」なんですね。
時間的に間を置かないさま、まっすぐで曲がっていないさま、を表す言葉とな。
へー。なるほど。
おっと、話しがそれてしまいましたね。
で、「水切り」ですよ。
何の心得もない人(大人・子ども含め)がやったら、2~3回バウンドしてポチャンと石が水中に沈んでいくんじゃないでしょうか。
ひどい投げ方だったり、波に当たったりしたら1回も跳ねずにボチャンってなこともあったり。
ぼくはこの水切りがけっこう得意で、
「お父さんの水切り、見とけよーー。そりゃっ!!」
(ヒューーーン、チュン、チュン、チュン、チュン、チュン、チュン、チュチュチュチュチュチュン・・・ポチャン)
「おおおぉぉ、しゅごいねぇ!おとさん!!」
と息子に言わせて悦に入ってるわけでございます。
で、見よう見まねで投げた息子の石は
(ポイッ、ポチャン・・・)
「あれーー?できないよぉー。」
「○○君にはまだ早いな。ふふん。」
とか言ってさらにゲスい大人の優越感を得ているわけでございます。
そんないじわるをしてると、やはり
「おとさんなんて好きくない!!」
なんてヘソを曲げられるので、そこは懇切丁寧にコツを教えるんですけど、まだまだそれを体得できない幼いわが子です。
水切りしたことがある方なら分かると思うんですが、より多くバウンドさせる為には何と言っても石選びが重要になってきます。
ゴツゴツした石ではなく、平たくて円形で滑らか、そして手にフィットするそれなりの大きさをもった石を探すことが重要なんですね。
良い石を見つけることが出来るかどうかで、水切りの回数は大きく変わってきますからね!
水辺に目を凝らし、「平たくて円形で滑らかー、平たくて円形で滑らかー、平たくて円形で滑らかー・・・」とブツブツつぶやきながら怪しさ満開で石を探します。
見つからない時はなかなか見つかりませんので、根気よく探してください。
ただし!!
ただしですよ、ぼくと同じように子ども連れで水辺に行かれる方は要注意!!
集中して石を探している間に子どもが水に入っちゃって、靴びしょびしょになっちゃって、あとで奥さんに「何で水に入らないように、ちゃんと見てないの!!?」って怒られることが容易に想像できるので、そこは色んなところに気を配りながら探してくださいね。
で、運よく「これだっ!!君に決めたっ!!」的な石に出会えたら、いざ投擲!
(パソコンだと勝手に変換されますが、投擲(とうてき)の擲って難しい漢字ですねぇ。「擲つ」で「なげうつ」って読むそうですよ。一つ賢くなりましたね。)
水切りは石に横回転を掛けて投げることにより、水面を滑るようにして跳ねていきます。
当然石の握り方、投げ方も大切です。
どんなに良い形の石を見つけても、遠投するように斜め45度の角度で縦投げで投げたところで石は跳ねません。
手でピストルを作るような形で石を握り、人差し指を石の側面に引っかけてサイドスロー(アンダースロー?)で投げることになります。
リリースの際に人差し指に引っかけて手のスナップを効かせて横回転をかけるわけですね。
こういうことは野球経験者の方などに解説してもらうのが良いかと思うのですが、、あいにくぼくは野球をしたことがあまりないので、詳しい解説は割愛!!
グッと握って、ギューンと振りかぶって、パッと離してヒューーーン、チュン、チュン、チュン・・・ですよ!!
え?分からない?適当過ぎるって?
だーかーらー、
心を真っ直ぐ(あ、真っ直ぐの「直ぐ」って「すぐ」と同じなんですね)に水面に向けて、精神を統一して、、、
石をグッと握って、腕と体をギューンと振りかぶって、人差し指に引っかけるようにしてパッと離してヒューーーン、チュン、チュン、チュン・・・ですよ!!
これで10回は跳ねるでしょ!!
・・・。
・・・・。
・・・・・。
すいません。
これ以上の説明は出てこないので、あとは各自実践して感覚とコツをつかんでください。
ちなみにぼくは自己流でやって、そこそこ良い石が見つかって身体の動きも良いときは20~30回くらい跳ねます。
野球経験もない素人が投げて、これだけ跳ねればなかなかじゃないですか?(自画自賛)
「おおおぉぉ、しゅごいねぇ!おとさん!!」と言ってもらって良いレベルですよね?(誰に聞いてんだ)
野球経験者である、3000文字チャレンジャー仲間のユウキノスケイさんとかだと水切り何回くらい跳ねるんだろう?(気になる)
さてさて、この「水切り」の記事を書きながら、そういえばギネス記録とかあるのかなぁと思って調べてみました。
すると、2013年9月6日にアメリカのカートスタイナーさんという方が出した88回が現在のギネス記録(2016年8月時点)のようです。
88回跳ねるとか、もはや意味不明。すご過ぎ!!
さらに調べてみると、なんと日本人の岡坂有矢さんという方が91回という記録を叩き出した映像がありました!!
この岡坂さん、子どものころから10年以上水切りの鍛錬を積み重ね、達人の域に達しているすごい人のようです。2015年に開催された第12回仁淀川国際水切り大会(こんな大会があるんですね!!)のチャンピオンですって。
動画見てみるとおったまげますよ。
もうね、投げる際のモーションが常人とは一線を画しています。
すっごく大きく体全体を使って振りかぶってからのアンダースロー!!
手を離れた石はすぐに水面を滑るようにして、低い軌道でバウンドを重ねていきます。
ぼくが投げた時みたいにヒューーーン、チュン、チュン、チュン、チュン、チュチュチュチュン・・・ではなく、
ヒュッチュチュチュチュチュイチュユチュイチュチュユチュイチュちゅtくあqwsでrftgyふじこlp;
まさに↑こんな感じ!
肉眼で追って回数を数えられるような跳ね方じゃないです。
いやー、すごいなぁ。すごい人がいるもんだ。
気になる方はYouTubeで「水切り 91回」で検索して見てみてください。
すごいから。
よーし!今日は天気も良さそうだし、お出かけして水辺で水切りしてこようかなー。
さぁ、息子よ、用意して出かけるよー!
いつか、この子も大きくなってぼくよりも水切りできる回数が多くなるのかなぁ、なんて先のことを思って何とも言えない心持ちになりますね。
けど、そんな日もすぐに来ちゃうんでしょうねぇ。
あ、、「すぐ」がまた出てきた笑
おしまい。
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あとがき
どうも、やーさん(@ohokamudumi)です。
Twitter上で企画されている3000文字チャレンジへの挑戦です!!
冒頭にも書きましたが、主催者さんがこぼり(@tatsuya_kobori )さんから、なかの(@nakano3000)さんに代わって記念すべき第一回目!!
ルールは変わらず、「画像、動画及び文字装飾禁止! 無機質な活字のみ!!」
ということで、今回のテーマは「石」でした。
みんな水切りしたことあります・・・よね?
全然伝わらなかったらどうしよう。
ぼくは実家がけっこう田舎だったので、子どもの頃もよく山や川で遊んでいたので、幼い頃から水切りしてましたねぇ。
息子だけじゃなく、奥さんからもすごいすごいと言ってもらえるので嬉しかったりします笑
それにしても世界は広いですね。90回オーバーの水切りって、、、ほんとスゴイ。
あとがきならリンクも貼ってOKということなので貼っておきますね。一度見てみてください。
けど、水切りの切ないところは、どれだけ良い石を見つけても、一回投げてしまうと戻ってこないことですよね。
一期一会の石。
おっ、これタイトルに良いですね!笑
さて3000文字チャレンジも、元号の改元とともに心機一転セカンドステージへ!!
今回は参加者のみなさん、どんな「石」を書かれるのでしょうか。
公式Twitterはこちら→3000文字チャレンジ公式アカウント
この記事を偶然見てくださったあなた!!
すぐにTwitterで「#3000文字石」「#3000文字チャレンジ」などで検索して読んでみてくださいね!!
きっとたくさんのおもしろい話に出会うことができますよ!!
書くのも読むのも楽しい3000文字チャレンジ!あなたも参加してみませんか?
最後までお読みいただきありがとうございました!
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