【食べた!】マクドナルドの「クリームブリュレパイ」を食べました。

【食べた!】マクドナルドの「クリームブリュレパイ」を食べました。

※この記事は変態成分多めなレビュー記事です。

普通のレビュー記事を読みたい方は回れ右で、他の記事をお探しくださいますようお願い申し上げます。

マジです。

今回はレビューにすらなっておりません。ですが過去の変態レビュー記事より短めにサクッと、そうパイだけにサクッと書いたのです。良ければ最後までお付き合いのほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。


 

 

仮面で素顔を隠し、華やかなドレスに身を包んだ幾人もの男女が集ったのは、豪奢に飾り付けられた広いダンスフロア。

大きなシャンデリアから降り注ぐ光は妖しく、部屋の至る所にはキャンドルの火が灯っている。

窓から見える外の景色は夜の暗闇。

そこかしこでグラスが交わされる高い音が鳴り響く。

 

用意されたさまざまな種類の酒を思うがままに煽り、優美なクラシックの音色に身を任せて男女が手を取り踊り始める。

そう、ここで繰り広げられているのは一晩だけの幻想ーイリュージョンー、仮面舞踏会。

 

 

私は、一夜限りの甘い出逢いはどこかに落ちてはいないものかと、今宵のデザートとなる獲物を物色していた。

 

仮面の下で妖しい笑みをたたえた男女がひしめきあう、非日常のこのフロア。

私と同じような不埒な想いを胸に抱いている者がほとんどだろう。

 

そんな中で一際男たちから熱い視線を送られている女がいた。

ボディラインが強調された深紅のドレス。

その色に負けずに漂う品格、端正なスタイル、香り立つ色香。

きっと名のある家の娘なのだろう。

お忍びでの火遊び、と言ったところだろうか。

 

この女は確かにそそるが、もう幾人もの男が我先にと群がっている。

出遅れた感が否めない。

こんな時はうまくいかないことを私は知っている。

他を当たるべきだろう。

 

 

長い栗色の髪が美しいあの娘の髪を撫でながら眠りにつこうか。

いやいや、あちらの唇の形がセクシーな婦人のキスで迎える朝も捨てがたい。

 

そんな妄想のベッドの上に寝転がっている間にも私の上に時間は降り積もり、中身の空いたグラスばかりが増えていった。

 

フロアに響くピアノの調べは、シューマンの”飛翔”を奏でており、その曲が終わりを迎えたと同時に近くでグラスが割れる音と小さい悲鳴が上がった。

そちらに目を向けると、一人の女が誤ってグラスを落として割ってしまったようだった。

私は落ちたグラスを拾おうとする彼女に駆け寄り、「危ないからグラスには触るな。」と忠告し近くのボーイに片付けを依頼した。

 

それが彼女との出逢いだった。

彼女はシャンパンゴールドの明るいドレスに身を包み、同系色の仮面で顔を隠していた。

全体的にふんわりとした印象で、甘い香りを纏っていた。

グラスを落としてしまったことの動揺がまだ残っていたのだろうか、私が彼女に話しかけても最初はドギマギしてぎこちない様子だった。

しかし、乾杯用に軽めの酒を手渡し、他愛ない世間話をいくつか交わしていく内に緊張も解け、自然と笑い声も聞こえるようになっていた。

彼女はこういったパーティーに出たのも初めてで、どうすれば良いかも分からなかったという。

その言葉が本当かどうかの確かめようはなかったが、彼女から受け取る印象においては、こういった場所が似合う感じではない。

とはいえ、この場に居るということは何かしらの理由があるわけで、きっと彼女も悩めるマドンナの一人なのだろう。

興味をそそられた私は彼女を誘い出し、会場を後にした。

 

ーーー

 

二人きりになっても恥ずかしさからか、なかなか仮面を取ろうとしない彼女だった。

しかし、じっくりと時間をかけて爪の尖まで愛してやれば、心とはうらはらに体は正直だった。

 

「こんなにも感じているじゃないか。」

そんな陳腐なセリフにも照れている彼女は、とてもかわいらしかった。

きっと仮面の下ではその顔をルビーよりも紅く染めていることだろう。

 

少しずつ、少しずつ。

焦らすように仮面と共にドレスも脱がしていく。

肌が顕わになる毎に、より強く感じる彼女の香り。

愛はいつも果てしない、甘く香る瞬間。

 

マスクを脱がされ顕わになった彼女の素顔と体。

揺れるまなざし。

溶け合う鼓動のリズム。

漏れ出る悦楽のアンサンブル。

Baby come on. don’t stop the music.

 

 

かわいいばかりと思っていた彼女の体の皮一枚隔てた内側には、熱い欲望が沸々と煮え滾っていた。

魔性のリズムに焦らされ、溶かされ…。

起こされる情熱、灯される心の炎。

 

一夜の遊びのつもりが、いつの間にか本気になっているのは私…いや俺の方じゃないか。

いっそエクスタシー。

俺とエクスタシー。

ほろ苦い羞恥と甘い快楽が入り混じった感情は、二人の心と体をとろとろに溶け合わせた。

 

お互いを満たしあった後、彼女に名前を聞いてみた。

彼女はこう答えた。

 

 

「ふふふ…秘密です。」

 

と。

 

 

おしまい。

ーーーーーーーー

 

いや、いや。

ちゃうやん。

何が「秘密です。」やねん。

 

全く食べ物のレビューになってないやん。

これまでの変態レビューシリーズは「妄想ストーリー」パートと「商品レビュー」パートを交互に組み合わせることによって、伝わるかどうかは置いとくとしても何とか商品レビューとしての体裁は守ってきたのに!!

 

今回はマクドナルドの「クリームブリュレパイ」に関する情報がほぼほぼ画像だけやん!?

こんなもん斬新すぎていつまで経っても時代は追いつかへんよ!?

 

・・・。

・・・まぁしゃあない。

書いてしまったものはしょうがない。

このままで行こう。そうしよう!!

 

マクドナルドの2021年1月の新作パイ!!

「クリームブリュレパイ」150円!!

とろとろあつあつのクリームブリュレ風のクリームがたっぷり入った美味しいパイですよ!

みんな食べてみてね!!

 

はい、OK!!

 

あ、ちなみに文中では少年隊の仮面舞踏会の歌詞をたくさん引用させていただきました。

 

今更ながらこんな懐メロにハマっちゃうなんて。

やはり名曲は時代を超えて愛されるものなんですね。

うんうん。

 

 

ほな、またね!

 

やーさん

最後までお読みいただきありがとうございました!
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