【先斗町かっぱ寿司】鴨川納涼床で初夏の夜宴を。

【先斗町かっぱ寿司】鴨川納涼床で初夏の夜宴を。

急激に気温が上昇した2023/5/16(火)。

日中の気温は30℃に迫り、長袖シャツの袖をまくり上げたままタイムカードを押した18時。

会社から急いで待ち合わせ場所である祇園の南座へ移動。

 

18:45頃の四条大橋周辺は美しい夕焼け。

悠々と流れる鴨川の水音に包まれて、何とも心地の良い景色となっていました。

強烈な日差しも収まり夕暮れのやさしい淡空の下、橋の上も河原沿いにもたくさんの人。

京都もついにコロナ禍前の賑わいを取り戻したようです。

 

 

約束の時間ちょっと前に南座に到着、一番乗り。

その日はTwitter上で仲良くなったいつものメンバー3人でごはん会。

行先は京の夏の風物詩、「鴨川納涼床」のあるお店です。

徐々に空が暗くなってきた19時前。

京都屈指の飲み屋街「先斗町(ぽんとちょう)」には、今夜の飲み場所を探す外国人観光客がひしめき合っています。

 

提灯のほのかな灯が旅人たちを誘う狭い道。

 

日本人よりも圧倒的に外国人観光客が多い先斗町の道を北へ北へと進んでいくと、

今回の目的地、「先斗町かっぱ寿司」さんに到着!

今回は

「回らないお寿司を食べたい」

「日本酒と肴で一献」

「京都の風情を感じたい」

をテーマに選んだ結果が「先斗町かっぱ寿司」さんでした。

(※某有名回転ずしチェーンのかっぱ寿司さんとは系列が違います。)

 

今年は3年ぶりに納涼床席をオープンされているということで、コースを予約して伺いました。

鴨川に向かってずらりと並ぶカウンター席と、4人掛けのテーブル席がいくつか用意されています。

ぼくたちは4人掛けテーブルに着席。

 

まずは乾いた喉をビールで潤していきましょう。

「すいませーん、瓶ビール1本、グラス3つで!!」

徐々に夜の帳が下りてきて、提灯の灯が映える夜空へ向かい黄金色のビールを掲げます。

 

いざ、

「「「乾杯!!」」」

(ゴキュゴキュゴキュッッ!!!)

プハーーーー!!

これよこれ!!ウマイッ!!

 

鴨川の水音、両隣の店の納涼床から聞こえてくる喧騒や料理の薫り、心地よい少し冷気を含んだ夜の風。

それらを身体中で感じながら、キンキンに冷えたビールを喉に流し込んでいく瞬間は恍惚の境地に至ります。

仕事や生活のストレスも吹き飛んでいきますねぇぇぇ。

はぁ、、、控え目に言って最高。

ありがたい、ありがたい。(涙目)

 

臓腑にアルコールを感じたらお腹が空いてきます。

 

今回は「禊川コース」をお願いしました。

コース内容は以下

取肴 盛り込みおばんざい4種
向附 鱧おとし、鮪、鯛 造り
焼物 鮎塩焼
寿司 にぎり寿司盛り合せ(上8貫)
止椀 赤だし

 

 

二段木箱に様々なおばんざいとお造りが並べられて美しいですねぇ。

万願寺唐辛子の炊いたんや鱧が京都の夏らしくてとても良いです。

湯葉も久しぶりに食べました。大豆の味が濃いぃぃ!!

なかなか食べる機会ないですよね。

こうなってくると冷酒がいただきたくなるってもんです。

 

「京都地酒、澤屋まつもと守破離、2合ください。おちょこ3つで。」

黒い徳利に黒いおちょこで、京都の地酒をいただきます。

軟水仕込みなので、口当たりがとてもなめらかで優しい味わい。

 

「うまっ・・あかん、こんなんなんぼでも飲めてしまう・・・。」

 

冷酒が美味しい季節の到来です。

 

おばんざいとお造りをぺろっと平らげてしまい、冷酒をちびちびと舐めていると来ました。

はい、鮎の塩焼きです。

焼き色が美しいですね。

鮎特有の薫りを堪能しながら、ふわふわに焼き上げられた身をいただきます。

いやー、滋味~!!

歳を重ねる毎にこういう物が美味しく感じますなぁ(爺)

 

お待ちかねの上にぎり8貫がこちら!

左からマグロ、タイ、サーモン、ハマチ、エビ、たまご、タコ、イクラ。

さぁ、何からいただきましょうかね。

 

3人で仲良く「何から食べるかせーので選ぼっか!」なんて子どもみたいな遊びをしながらいただきました笑

楽しい食事は美味しいですね。

 

久しぶりに職人のにぎりを食べましたが、お米の一粒一粒がほろほろと解ける感じとか、ネタとシャリの一体感とかは回転ずしとは全然違って美味しかったです。

ゆっくりまったりと食事を楽しんで、お腹もいっぱい。

そしてお酒で火照った顔が、鴨川を渡る夜風に吹かれて心地よ過ぎる。

もうこのまま寝てしまいたい。

 

と思ってたらデザートまで出てきました。

抹茶わらび餅。

なぜか温かい物や冷たい物が混ざってて面白い。

濃い抹茶味とほのかな甘みをしっかりと味わって、ごちそうさま!

お寿司屋さんらしい大きな湯呑みで上がりの緑茶をいただいて店を出たのが20:45。

 

席を立って周りを眺めてみたらこんな感じ。

みんな楽しそうに納涼床での宴を楽しんでおられますねー。

 

京の夏の風物詩、鴨川納涼床。

とても気持ちが良かったです。

気になる!行ってみたい!という御方はぜひ。

真夏の暑すぎる夜よりも、梅雨入までの初夏の頃が気持ち良いと思いますよ。

 

では、今回はこんなところでー。

ほな、またね!!

 

やーさん

最後までお読みいただきありがとうございました!
飲んだ後の夜の鴨川散歩も気持ち良くておすすめです。

 

先斗町かっぱ寿司さんの詳細はこちら

 




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