【日記】2020/12/2　ええい、ままならぬ、 ままならぬぞっ！！

うぬぬ、とかくこの世はままならぬ！！

ままならぬぞ！！

「儘にならぬが浮世の常」とはよく言ったものですが、ほんとそう感じることが多かったこの数日です。

「ままならぬ」って「思い通りにならない」ってことですけど、まぁそりゃそうですよね。

非力な個人の想いが全てまかり通ってたら、大変な世の中になっちゃいますからね。

どうにも思うようにならない中でも、何とか折り合いをつけて、物事の出来る出来ないや善悪の判断、諦めの境地みたいなものを経験しながら人は社会に適合していくわけで・・。

だからこそ、何か自分の思う通りに物事が進んだ時って嬉しくなって、

「今日、めちゃくちゃ運が良い！今日の俺は全能感に満ち満ちているぅぅぅうう！！」

とか思って感謝の心が生まれるんですよね。

シグナルグリーン！！

目前に遮蔽物なし！！

見通し良好！！

今日も元気に前進前進！！

みたいな日には「これが当たり前」ではなく「有難や、有難や」と感謝しなけりゃいけないわけですよ。

で、ここ数日何が「ままならなかったのか」って話ですけどね。

毎年、義実家から頼まれて3種類の年賀状のデザインと印刷をしているんですけど、ちょうど先日帰省する用事があって、前日の仕事終わりに本屋さんで年賀状作成ソフト付きの本を買って帰りました。

いつもお世話になっているので、これくらいの恩返しはしなきゃと思ってやってるんですけど。

子ども達を寝かしつけてからササっと作って、テストプリントだけ持っていこうと思っていたんですけど、まぁ案の定というかいつも通りというか、子どもを寝かしつける前に自分が気絶。

ハッと気付いたのが夜中の3時・・・。

「やっちまった・・」ともぞもぞと起きてきて、そこから8年ほど使っている古いノートパソコンに電源を入れます。

人間で言うともう後期高齢者くらいになっている老齢のhpのノートパソコンさん。

OSはWindowsXP。

もうサポートも切れています。

久々の起動です。

寝たきりのおじいちゃんは起こすのにも一苦労です。

｢おじいちゃん！！大丈夫！？起きてる！？｣

必死に呼びかけてみても反応が薄いです。

数分待ってようやくCDトレイが開けられるまで起きてきたおじいちゃんXP。

（どうでも良いけど、おじいちゃんXPってかっこいいですね。NHKでやってるアニメ、最新型おばあちゃん「わしも-wasimo-」に通じる何かを感じますね。ほんとにどうでも良いね。）

何とか年賀状作成ソフトを読み込んでくれて、デザインの作成に進んでいきます。

良さげなデザインを選んで、あいさつ文を入れようとキーボードを打ち出した途端にフリーズ。

OMG·····。

マウスの操作はご機嫌に動くのに、キーボード打った瞬間止まるの何なの！？

一旦アプリを落として再度立ち上げ。

デザインを選んで、あいさつ文を入力·····フリーズ。

・・・おいおい、どうしたんだい。

何かいいことでもあったのかい。

もう一回アプリを落として再々度立ち上げ。

デザインを選んで、あいさつ文を入力·····またもやフリーズ。

····。

··········。

はぁん·····ままならぬなぁ、貴様。

このワシが老人、女、子どもの類には手を出さぬ甘い人間かと思うてか！！

クケーーーーッ！！！

お前など再起動じゃいぃぃいいいい！！

って再起動するじゃないですか。

そうすると何が起きるか、分かりますかー？

聡明な読者の皆さんならきっとご存知かと思うんですが。

久々に起動して再起動かけるとアレが起こるんですねー。

はい、そうですね。

「更新プログラムのインストール」ですね。

今回は7項目も入れるんですって。

大丈夫！？おじいちゃん！？7個も入る！？

って心配してみた結果、これがまぁ、遅々として進まないんですね。

「おじいちゃん！！大丈夫？？このプログラムちゃんと飲み込める？まだ1個目だよ？！」

また必死に呼び掛けてもにっちもさっちも行きません。

誤嚥とかしちゃいやだよ？

諦めて放置です。

放置おじいちゃんXPです。

放置している間に強くなってくれるって信じて待ちます。

それから30分後・・・。

再起動後はキビキビとまでは行かずとも何とか動いてくれて、無事に年賀状は出来上がりました。

おじいちゃん、期待通り強くなって帰ってきてくれた！！

ありがとう！！！

やっぱり日頃から使ってあげながら、同時にメンテナンスしないといけませんね。。

いきなり叩き起こされて、いきなり働けー！！なんて人間でも無理があるもんねー。

まぁそれでもそろそろ買い替え時かなぁー。

でも、普段使わないしなぁー。なんて思いを巡らせております。

先のパソコンの話だけでなく、自分の体だって「ままならぬこと」ってたくさんありますよね。

健康を維持するっていうことの難しさは、年々感じるようになっていますし。

現に昨日今日と胃痛に苛まれています・・・。

そうそう。

先日帰省した際に、子どもらを連れて散歩がてら公園に行ったんですよね。

その公園に、足つぼを刺激しながら歩ける遊具（拷問器具？）があってですね。

地獄のような苦しみを味わいました。 pic.twitter.com/wTcvj5VDiY

— やーさん🌕🐱 (@ohokamudumi) November 29, 2020

もうこのツイートが全てを表していますが・・・ほんと地獄を見ました。

一歩目は「あ、痛いかも・・・！！」

くらいなんですよね。

二歩目は「あぁぁああ！！痛い痛い痛い！！！」

と二歩目ですでにこの器具の恐ろしさをMAXで味わうことになります。

三歩目には「往くことも退くことも出来ぬ・・・。」

と冷や汗だらだら。。

足裏が痛いはずなのに、全身の至るところに痛みを感じて手の指は変な形に固まり、何だか二足歩行の恐竜が歪に立っているかのような姿に・・・。

四歩目には「あががが・・生まれてきてごめん”なざい”ぃ”ぃ”い”い”い”い”！！！」

と全身全霊でこの修羅の道に踏み出したことを後悔します。

ただボツボツした突起の上を裸足で歩くだけなのに。

痛みを拒絶して、自分の体がこんなにも意思通りに動かないとは・・・。

ままならぬ、ままならぬぞ・・・。

子どもらは「痛い！痛い！」と言いながらもきゃっきゃっ笑いながら、突起物の上を走り回っていました。

対して大人たちは全滅。

「あんな小さな突起物に、ヒィヒィ言わされちゃった・・・。」

と公園のベンチでぐったりしていました。

不摂生していたり、体に悪いところがあると、こういう足つぼを刺激する系は激痛が走るって言いますよね。

健康診断でいくらオールAを取ろうとも、体の中には疲労やストレスなんかが蓄積しているんでしょうねー。

結局ぼくは子どもに乗せられ、どちらが早く渡れるか競争などしてしまい、4周分くらいの拷問を受けました。

結果、足裏の痛みは次の日にまで持ち越し。

歩くのもままならない・・・そんな月曜日の朝でした。

パソコンしかり、人間の体もしかり、時々は入念にメンテナンスしないといけませんね。

買い替えがきくものであればまだ良いですが、体はそうはいかないですからねー。

気を付けていきましょう！！

皆さまも、お近くの公園などに足つぼを刺激する突起状の拷問器具遊具があればぜひお試しください。

ほな、またね。

最後までお読みいただきありがとうございました！
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