【日記】2020/9/28 独り歩くあなたを悼む。
昨日の朝、スマホに速報が飛び込んできました。
まさかでしたよね。
いや、またか・・とも思ってしまいました。
人の死に対して、「またか・・・」なんて思いたくないし、思うべきじゃないんですよね。
けど、あまりにも突然の訃報が続き過ぎていて・・・ツラいですね。
今月の初めにはサッポロ一番のアレンジレシピでキスマイの玉森と藤ヶ谷が作ったラーメン食べ比べて、甲乙付けられずで引き分けにしていた姿をかわいらしいなぁって思いながら眺めていたのに。。
人の命が消えてしまうのがほんと一瞬の出来事で。
どれだけその人が長く深く悩んでたとしても、一視聴者であるぼくらはそんなことに気付くことすらできませんからね。。
TwitterのTLも彼女の死を悔やむツイートで埋め尽くされていきました。
いかに愛され、評価されていた女優さんだったかがみんなの反応で分かります。
彼女の出ていた作品には色々と思い出があります。
「いま、会いにゆきます」は、当時の片思いの女の子と一緒に見た思い出深い映画です。
彼女が子どもに洗濯物の干し方を教えるシーンがいまだに心に残っています。
ちょっと恥ずかしいくらいに涙を流して泣いたなぁ。
「ストロベリーナイト」の姫川玲子役もほんとステキでした。
「菊田ーーー!!!」って叫ぶ声、かっこよくて震えました。
これからだってまだまだ色んな役で活躍されることが約束されているような女優さんでしたよね·····残念でなりません。
遠い人の死を悼みながらも、時間は止まらずいつも通りに過ぎていきます。
陰鬱な気分を引き連れつつも、ぼくたちの生活は変わりなく続いていきます。
それが何だかとても残酷で悲しいことのようにも感じながら、それでも何も出来ることはなくて、いたたまれない気持ちになります。
そんな気持ちを抱きながら、ぼくは「独歩」という曲を思い出していました。
和楽器バンドが歌う、切ない別れの曲なんですけどね。
「悲しいね、人は どれだけ離れても 悲しいね、人は また歩き出せる」
「寂しくて今夜 君の名前呼んだ 声を押し殺して さよならと言った」
上の歌詞はその曲のほんの一部なんですが、今とても胸に沁みます。
どれだけ悲しい別れでも、その辛さや哀しみを乗り越え、人はまた歩き出します。
「悲しみを乗り越えていく悲しみ」をも抱えながら。
生きるっていうことは、そういうことなのかもしれませんね。
ただの一ファンであるだけのぼくですら、こんなにも大きなショックを受けた今回の件。
親族や近しい関係者の方々のショックの大きさは計り知れません。
悲しさに傷ついた心を更に傷つけるような報道や、人の死の扱い方はやめてほしいですね。
変な詮索も、妙な憶測も残さず、ただただ故人の死を悼み、悔やみ、静かにご冥福をお祈りすること。
それだけが、彼女の役者としての姿を見て感動を享受してきたぼくたちが唯一出来る事なんじゃないかなと思います。
竹内結子さん。
これまでたくさんの感動をありがとうございました。
安らかにお眠りください。
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