【日記】2020/2/2 「どんどん橋、落ちた」を読んだ朝。サ〇エさんを直視できなかった夜。

【日記】2020/2/2 「どんどん橋、落ちた」を読んだ朝。サ〇エさんを直視できなかった夜。
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令和2年2月が始まりました。

本日は2020年、令和2年2月2日と2だらけの日ですね。

特に何の日というわけでもないのでしょうけど、そうして同じ数字がたくさん並ぶ日は少しテンションが上がります。

 

その上、本日は日曜日で仕事もお休み!

昼間は家族で公園へお出かけして、子ども達と一緒に外を走り回っていました。

青空の下で元気に遊ぶのは気持ちいいですねー。

 

しかし今年の冬は暖冬も暖冬、とても暖かいですね。

今日も、少し動けば上着が必要ないくらいの穏やかな気候でした。

京都の今年の初雪は1/31だったようで、観測史上最も遅い初雪となったそうです。

これも地球温暖化による環境変化の一つなのでしょうか。

個人的には暖かい冬は動きやすくて良いなとも思うのですが、こうも雪が降らないと水不足など色々と悪影響も出てくるかもと考えると手放しでは喜べないですね。

 

観測史上最も遅い初雪、というニュースを見ながら、コブクロの「雪の降らない街」という結構初期の歌を思い出していました。

 

「嫌いだよ。冬は寒いから。と話す君に 今年から冬が好きになる!とあげたコート」

という歌詞から始まる恋の歌(切ない歌)ですが、冬の寒さというのは人の温かい心を近づける為の良い要因にもなりますよね。

そう思うと、やっぱり冬はしっかりと寒い方が良いのかなとも思ったり、思わなかったり。(どっちやねん。)

 

 

さてさて、話は変わりますが、今日は久しぶりにミステリー小説を読んだんですよ。

綾辻行人さんの「どんどん橋、落ちた」という本です。

 

 

この本の初刊は1999年10月に講談社より刊行。

その後、2002年10月に講談社文庫版として刊行され、そして2017年2月に新装改訂版として刊行されました。

 

なので元は20年以上前の本なので、結構古い本なんですね。

 

この本は自分で買ったわけではなく、昨日会社の後輩から「良かったら読んでみてください」と借りた本でした。

きっかけは休憩中の他愛ない会話です。

「好きな本とか、作家さんいるの?」みたいな話をしてたら、その後輩の女の子が「綾辻行人さんが好きなんですよー。」と。

 

ぼく自身恥ずかしながら、綾辻氏の作品は一つも読んだことがなくて。。

ただ以前に、Twitterで仲良くしてもらってる音島シンさんが自身のブログの中で、綾辻氏の代表作でもある「十角館の殺人」がおもしろかった!と書いてたのを思い出して、後輩との会話を繋いでたんですよ。

 

 

いやーしかし、作者の名前聞いただけで、よくこの本を思い出した自分。えらい!!←

 

 

とは言え、実際には

「えーーっと、なんだっけ?あのー、ほら”何とか館の何とか”みたいな。あれがおもしろいってのは聞いたことがあるわー!!」

というグダグダな感じでしたけどね!!えっへん!!

 

シン先輩、記事書いてくれていてありがとうございました。

おかげで

「こんな有名なミステリー作家も知らんのか、この先輩は・・・。」

という残念なレッテルを貼られることもなく済みました。

 

で、後輩との話は盛り上がり、

「良かったら今違う本を持ってるので貸しましょうか?私、まだ読んでないですけど。」

というありがたいお言葉をいただき、

「後輩の女の子からミステリー小説を借りるという大変名誉あるイベントが発生したというわけです。

 

もちろん即決で借りました。ありがたやありがたや。

 

ところが、しかし、

渡された本が想定していたよりも分厚い。。

 

ぱらぱらーっと最後の方を見てみると、本編の最終ページに刻まれていた数字が454。

おっつ。なかなかのページ数。。

 

こうなってくると、彼女の発した

「私、まだ読んでないですけど」

という言葉が重量感を増して、ぼくの心に乗っかってきます。

 

出来るだけ早く読んで返した方が良いよね、きっと。

 

けど、読む時間なんてあるのか?

朝も昼も夜も、仕事・育児・家事で自分の時間なんてほぼほぼないぞ!!

どうする、やーさん!?!?

いや、待てよ。

唯一時間を作り出す方法があるぞ。

それは・・・・超早起きだ!!

 

ということで、本日早朝4時半から読書スタートですよ。

コーヒーとスルメを読書のお供に(あまり合わない)。

 

 

ミステリー小説。

以前はちょくちょく読んでたんですけどね。

特に東野圭吾氏の作品を主に読んでいたんですが、ある時から”人が殺される(死ぬ)物語”ということに対して拒否感を覚えるようになりパタッと読むのをやめてしまったんです。

 

なので、数年ぶりに読むミステリー小説です。

しかも初めて接する著者の文章。

集中して読めるのか、入り込めるのか、ちょっと心配だったんですが、杞憂でした。

 

一気に読み進めて、8時過ぎには読了。

ページをめくる手が止まらなかったー!!

5つのお話が収録された短編集だったというのも、読みやすかった要因ですね。

 

そして、その5つの話の内4つが「犯人当て」の形式をとっています。

端的に言うと、一つの話が「問題編」と「解決編」に分かれていて、その二つの編の間に「読者への挑戦」が挿入されます。

「問題編はここまで。手がかりは全て出揃った。さて事件の真相は?」といった感じに。

 

色んな手がかりを元に推理していって、当たった時の気持ち良さって最高ですね!!

まぁ多くの場合は叙述トリックでまんまとやられてしまうわけですが・・・。

それはそれで、「ははぁーーー!!なるほどねー!」って楽しめますしね。

 

ぼくが一番気に入った(?)話は4つ目のお話。

タイトルが伊園家の崩壊

日曜日の夜に放送されている、某国民的長寿アニメを彷彿とさせる登場人物たちが織成す、悲しすぎるお話でした。

 

日本全国のどの家庭よりも笑顔が似合うあの一家が、どこにも救いようが無いほどに崩壊しています。

もう、ほんと笑っちゃうほどに酷い。

一言でもあらすじであったり設定を言ってしまうと、ネタバレになってしまうので、何も言えないんですが、、。綾辻よ、まぁよくもこんな風に書いてくれたな、と。

 

あぁぁー、、、けど、、ネタバレになっちゃうけれど、どうしても書きたい!!くぅぅぅ!!

・・・ちょっと3行分だけ引用させてください!!

ここだけでかなりヤバいのが分かってもらえるはず!!

 

みずからの血液がわずかに付着した注射針の先端を見つめながら、福田笹枝はどうしよもない自己嫌悪とともに溜息をついた。
(ああ、またやってしまった・・・・・)

引用:どんどん橋、落ちた(綾辻行人) 第四話 伊園家の崩壊 p.266より

 

うふふふふふ。

ダメ絶対。なやつーー!!!!!!色んな意味でねーーーー!!!!

 

このお話を朝読むでしょ?

誰も救われない、最低最悪のストーリーなわけ。

で、夕方にあのアニメが始まるでしょう?

もうね、見れないよ。

純粋な気持ちで見れない。

 

綾辻氏をちょっと呪いましたよ、ぼくは。

 

と、言いつつ、もう一回読みたくなってるから不思議ー。

 

明日通勤中にもう一回読んで、後輩に返そうっと。

ネタバレしないように気を付けて返さなきゃ!!

 

気になる方はぜひ読んでみてください!!

で、感想を思う存分語り合いましょう。

 

 

ということで、今日はこのへんで。

ではでは。

 

 

やーさん

最後までお読みいただきありがとうございました!

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