【京都 肉屋 甲(きのえ)】プロに焼いてもらう肉はうまい!!
- 2022.06.30
- 体験
先日、友人と3人で焼肉行こうぜ!となりまして、
行ってきたのが京都は錦市場近くにあります
「肉屋 甲(きのえ)」さん!!
友人とネット上でどこかないかなー?
と調べて、完全個室で料理の質も良さそうだったので即予約。
料理の質良さそうとか書きながら、実際はコースのみで最低価格7,000円~という価格帯、ワインもボトルで豊富に揃っています、という前情報を見てちょっと緊張しながらの訪問です。
(焼肉なんていつも安い食べ放題ばかり行ってるからね!!)
しかもね、このお店、店員さんが全部目の前で焼いてくれるんですって。
プロの業で焼かれたお肉の美味さがいかほどのものか。
じっくり体験してみようじゃないの!!
ってことで到着。
見て、これ!!
一瞬入り口が分からないほどにおしゃれな店構え!!
一度入り口を通り過ぎるという天然ボケもかましつつ、いざ入店。
入り口を入ってすぐ左手には夥しい数のワインボトルが。
くっ、、、大人の雰囲気に気圧される!!
丁寧な店員さんに案内されて、入り口から右手に曲がった先の個室へ入室。
コンクリ打ちっぱなしデザイナーズマンションの一室のような落ち着いた雰囲気のお部屋。
テーブルと壁がくっついてて、その接合面にほんのりと灯るライン状の照明。
「うぎゃぁぁ、めちゃくちゃおしゃれやんかいさー!」
と歓喜しながら着席します。
店員さん曰く、完全個室で4部屋しかないということで、芸能人の方がお忍びで利用されることもよくあるそうです。
さてさて。
腰を落ち着かせたら、お待ちかね。お食事の時間です。
まずはお飲み物をオーダー。
せっかくなのでボトルで赤ワインをいただきましょうということになりまして。
今回オーダーしたのがジャパニーズワインの
「鳥居平今村」
普段赤ワインなんて飲まないからドギマギドギマギ。
けど一口飲んでみて、その口当たりの良さに「おいしー!!これおいしー!!」と連発。
この時点でもうすごく楽しくて、非日常感を味わいながら「記念日でもないのにねー」とか言いつつみんな良い笑顔。
ワインで口を潤わしながら談笑していると、お料理が運ばれてきましたよ。
1品目はサラダ。
クレソンと牛肉の自家製ドレッシング和え。
クレソンの辛味が爽やかで、下に隠れているボイルされた旨味の強い牛肉と一緒に食べると美味しい。
サラダボウルではなく、コップ状の器で出てくるのもおしゃれね。
2品目は牛ユッケ。
生肉提供の規制が強くなってからなかなか食べる機会がなかったユッケちゃんですよおぉぉぉお!
盛り付けの美しさにテンション爆上げぇぇえ!
新鮮な生肉の上に乗ってるのが、黄ニラと万願寺唐辛子。
いや、この組み合わせの妙よ。
楽しい歯ごたえと、万願寺の青さを感じる甘苦さ。
そしてタレと卵黄の絡まった生肉。
うまい・・・うますぎる・・・!!
ぺろっと平らげて
「もう一皿食べたいぃぃぃ・・!!」
と悶絶。生肉ハァハァ・・・!!
3品目は焼きもの「タン」。
なんだい、このタンは・・・こんな分厚いタン見たことないよ。
「こちらタンシンです」って店員さんが教えてくれながら、丁寧に焼き焼きしてくれます。
この厚みを焼くにはそこそこの時間が掛かりますね。
じゅわじゅわぁぁあー。肉が焼けてくる香りがたまらーん!
普段食べている薄っぺらいタンの食感と味を脳裏に浮かべながら、
「こんな分厚さだとどうなっちゃうのー!?」
と脳みそがよだれを垂らす状態に。じゅるりじゅるり。
こんがりと焼きあがったタンシンはレモンとホースラディッシュの醤油漬けを添えられて。
そして上から降ってくるのが淡雪塩。
初夏に見る雪景色。
オシャレにも程があるぜ!こんちくしょうめっ!!
塩辛さがそこまで強くないフレーク状の淡雪塩と、分厚いタンを一緒にいただくと思わず唸る美味しさですよ。
ちょっとサクッとした感じの、歯切れの良さを感じるタンシンはジューシーで旨味の塊。
小さく一口ずつ嚙み切ってはその旨さを堪能。
レモンやホースラディッシュで味を変えながらいただきました。
決して大きくはない肉の塊に、これでもかと詰め込まれた膨大な旨さよ。
・・・。
こんなタンを知ってしまったら、今後普通のタンに戻れるのかい・・・?
4品目は「和牛特選部位の焼きしゃぶ」。
特選部位ということでしたが、どこの部位なのか聞くのを忘れるという・・・。
まぁ部位名聞かずとも、もう見た目で優勝してるでしょう?これ。
美しいサシの入ったこのお肉様。
店員さんが慣れた手つきでササッと網の上で焼きしゃぶにしてくれます。
ほんの少しの焼き目を付けた状態で、かぼす塩ポン酢にくぐらせていただきますよ。
レアの食感。
肉の厚みが絶妙なんですよね。
塩ポン酢って初めて食べましたけど、さっぱりしていながら出汁?みたいな旨味があってとても上品な味わいでした。
所謂、歯が無くてもイケる!!って言う柔らかい焼きしゃぶでした。
ワインも2杯目を注いでいきますよー!
5品目は「和牛塊焼き」。
メイン料理です。
ぼくたちが訪れた日に用意されていたのは、常陸牛のランプ肉とのことでした。
何やねん、この迫力。エアーズロックかよ。
肉のウルルを見せつけられた時、人はあふれ出るよだれをごくっと飲み込み黙りこむしかないのですよ。
店員さんにじっくりと全面焼いていただきます。
分厚いから側面を焼くときも肉が立つんですよねぇ。
そそり立つ肉の壁。いやー見事見事!!
焼けていく様をワイン片手に眺めるのは最高の贅沢です。
焼き上がった肉は一旦保温されて休まされ、部屋から退出。
奥で切り分けられ、盛り付けられてからの登場です。
香味野菜が添えられた、見事な焼き色のステーキが目の前に配膳されました。
見ただけで卒倒しそうになる、脳にダイレクトに刺さる美しさ。
鮮やかなピンク色の上には、爽やかに薫る大葉ソースがかけられています。
一噛み毎にあふれ出る肉の旨味。
あー!肉食ってるなぁ!!って感じるダイナミックな赤身の旨さと、大葉ソースの繊細な味わい。
一口肉を食べてはワインを流し込むと、もうおかしくなっちゃうほどに美味しいの!
最後の一切れになった時の寂しさよ。
食べたいけど、これを食べたら終わっちゃうという切なさね。
友人と3人で取り合いが発生しかけるほどに美味しかった・・・。
6品目は焼き野菜「しいたけ」。
徳島県産の神山しいたけというとても立派なしいたけです。
焼いていくと傘の裏にうっすら汗をかき始めるんですよね。
その姿が何ともセクシーです。
香りがまた良い。
もみじおろし・塩・たまり醤油と三種類の味で楽しめます。
これだけ肉厚だととてもジューシー!!
素材の味をしっかりと楽しめますね。
さてさて、ラストのお肉です。
7品目、和牛リブロースの焼きすき。
大きくスライスされたリブロースに甘めのタレがかかっていますねー。
ちょっとこれは動画で焼くシーンを見ていただきたい。
(元気が無い朝に見ると効果抜群!)
うーだるおも〜( ¯ー¯ )
先日の焼肉の動画見て元気出す🥩🥹✨ pic.twitter.com/jfpCtlS7tf
— やーさん🌝 (@ohokamudumi) June 22, 2022
はぁぁぁぁぁぁん!!!
動画を見てると焼いてる時のあの薫りが蘇ってくるー!!!
ささっと焼いたお肉をとうもろこしバターごはんにどんと乗っけて、甘めの割下を回しかけ。
あーーーー!!!!
こんなもん悪魔の食べ物やないかい!!!!
リブロースの柔らかくジューシーなお肉に割下の甘味が追加されて、口に入れたとたんに舌から脳へ膨大な情報が送られていき一瞬でスパーク。
とうもろこしごはんがまた合うんだなぁ。
とうもろこしのプチプチとした食感が楽しくて、また違った甘味が広がるのです。
ごはん物なのに旨過ぎてまるで飲み物です。
一瞬で消え失せました。
おかわり・・・いただけませんか。。
8品目、冷麺。
最高のお肉様たちの宴がフィナーレを迎え、締めに出てきたのがこちらのシンプルな冷麺。
冷凍すだちと大根おろしがお口の中に爽やかな風を運んできます。
透き通るような麺は弾力があって楽しい。
量もちょっと少な目で、ちょうど良い感じ。
冷凍すだちが溶けていく毎に香りがよく立ってきて、この時間で変化していく感じもおしゃれー!!
さっぱりしました。
そしてデザートへ。
9品目、プリン。
HPを確認してみると、「にくの匠 三芳」監修 のプリンとありました。
カラメルソースが完全に大人向けのビターなお味!!
濃厚なカスタードプリンで、コース料理としての満足感の総仕上げ!って感じがしましたね。
幸せな甘さに包まれて、お腹も心もいっぱいになりました。
コース料理代とワイン代含めて3人で行って、一人12000円程。
この満足度でこの価格であればコスパ良いんではないでしょうか。
ボトルワインは数千円のリーズナブルな物から数十万するようなビンテージ物も様々用意されている様でした。
京都でお肉とワインをゆっくり楽しみたい!!という方はぜひ予約して行ってみてくださいねー!!
店舗情報はMAPから参照してくださいー。
ほな、またね!!
最後までお読みいただきありがとうございました!
肉うまし!!!!
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