【日記】2020/9/7 恩返しではなく恩繫ぎ。
今朝、起きてスマホを見ると、インスタに一通のDMが届いていました。
2年半ぶりの大学時代の後輩AちゃんからのDMでした。
彼女はとてもユニークな発想の持ち主で、義理堅く、容姿は小柄で鼻筋の通った美しい顔立ちをしていましたが、自身の美人っぷりを鼻にかけることもなく、朗らかで明るい性格だったので、ぼくも奥さんも彼女のことをかわいがっていました。
あと、とてもごはんを美味しそうに食べる子でした。
ごはんを美味しそうに食べる子って、それだけでとても素敵ですよね。
華奢で小柄な体のどこにそんなに入るんだろう?って不思議に思うくらいに良い食べっぷりだったのを、今この記事を書きながら懐かしく思い返しています。
で、そのAちゃんからのDMの内容がとても嬉しいものだったんですよ。
彼女は2018年の頭に長女を出産していて旦那さんの仕事の都合で、実家から離れたところに住んでいました。
実の両親、義両親ともに様々な理由で子育ての実務的な支援を受けられなかった彼女は、お子さんの生後3か月あたりでだいぶ子育てに悩んでいる様子でした。
旦那さんはかなり子育てに積極的だったようですが、やはり日中は仕事があるのでAちゃんのワンオペ育児になってしまい、近くに相談できる友人もいない状況だったようです。
その状況はほぼほぼわが家と同様で、同じような条件下での子育てに関しては一日の長があるうちの奥さんが相談に乗ったり、言葉を掛けたりしていました。
当時Aちゃんはその言葉に「とても救われて泣いてしまった」とも言っていました。
うちの奥さんにとっても、自分自身が長男の育児で苦しんでる際に掛けてほしかった言葉を紡いでいたのだと思うので、それはとても温かい生きた言葉となってAちゃんの心を包んだことと思います。
で、そうして育児を頑張っているAちゃんに、わが家からサプライズで「ご褒美」を贈って元気になってもらおうか!ということになり、かわいらしい女児用のワンピースとクッキーの詰め合わせを贈ったんですね。
「育児を頑張っているAちゃんへのご褒美です。これはお祝いとはまた別なので、お返しは不要です。その代わりに、いつかAちゃんの周りで同じように育児を頑張っている人がいたらご褒美贈ってあげてください。」
という言葉を添えて。
それから2年半が経って今日のDMです。
そこにはこう書かれていました。
「以前にご褒美をいただいた際に、お礼はいらないからまた私の周りの同じような人に繋げてあげてね、というお言葉をいただき、ずっと覚えていました。そして先週、離乳食が始まって疲れ始めた高校の頃の友人にやーさんにしてもらったようにご褒美プレゼントを贈ったらもうめちゃくちゃ喜んでもらえましたー!」
これを読んで、ぼくは朝からとても嬉しい気分になりましたねー。
あの時のぼくたちの気持ちが次の誰かさんに繋がっていったんだなぁという実感。
こうしてちゃんと報告してくれるAちゃんのステキな心遣い。
うん。
何とも心がポカポカします。
DMは長文で、もう少し続いていて・・・
「贈り物をするに至った経緯とやーさんの話しをしたら「え、人間出来過ぎてて神なの?」との言葉に「そやねん」と言っておきました٩( ᐛ )و」
ですって。
どうやらぼくは神になれたようです。笑
なので、こう返信しておきました。
「どうも神です。ちゃんと次に繋げてくれてありがとう。これでAちゃんも神です。」
と。
恩返しではなく、恩繫ぎ。
人の温かい善意が双方向だけでなく、更に広がりを持って繋がっていくと嬉しいなぁ。
そんなことを思った月曜日の朝でした。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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