亀屋良長の「スライスようかん」をトーストに乗せて食べてみた!!
どうも!
山登りのお供には必ず羊羹(ようかん)を持って行って、2~3日程度の遭難ならこれで乗り切れると思っているやーさんです。
さて今回は、古き良き伝統的な和菓子が革命的進化を遂げた商品のご紹介でっす!!
大ヒット商品として様々なメディアで取り上げられていて、とっくにご存知の方も多いことでしょう。
それでも気になるお品がこちらーーー!!
亀屋良長「スライスようかん」!!
はい、というわけで、誰しもが一日一本は食べたい日本の伝統菓子「ようかん」ですよ。
艶やかに黒光るずっしりと重量を感じる直方体。
分厚く切ったようかんはねっとりと独特の歯触りで、濃厚な甘味とあんこの風味が口中を満たしてくれますねぇ~。
濃いお茶と一緒に食べるとほんと幸せ~。
あ~毎日ようかんに囲まれて生きていきたい・・!
・・・うん?
そんなにようかんを欲したことはねぇよ?って。
もっとおしゃれな洋菓子の方が好きだよって?
ようかんの角に頭ぶつけておかしくなってんじゃないのって?
お菓子だけにねって?
そうなんですよねー。
ようかんってあんなに美味しいのに、なかなか人気が低いですよね。
特に若い人なんかには受け入れられにくい感じがしますね・・・。おいしいのに。
そんな現状を打破しようと京都の老舗和菓子店「亀屋良長」さんが考案したのが今回ご紹介する
「スライスようかん」
でございます。
兎にも角にも、まずは商品をご覧いただきましょう!!
パッケージデザインがおしゃれな「スライスようかん」!!!
はい!高島屋の和菓子売り場で買ってきましたよ!!
税抜500円でした。そこそこのお値段ですねぇ。
どうですか、このパッケージのかわいらしさ。
カリッとトーストされた食パンが描かれた紙パッケージの中央はくり抜かれていて、中に収められているスライスようかんが、トーストに乗っているようにデザインされています。
何の説明もなく、食べ方が分かっちゃうユニバーサルデザイン!!
お次は裏面!どん!
「小倉ようかん」ってのは普通に想像できますが、「バターようかん」ってのが気になりますねぇ。
しかも沖縄の塩入りですって、奥さん。
どうでもいいけど沖縄の塩=「ぬちまーす」の語感ってちょっとエロくないですか?奥さん。
ほんとどうでもよかったですね、失礼失礼。
さてさて亀屋良長さんは1803年の創業。老舗ですねぇ。
現当主は8代目。
奥様は商品企画開発にも積極的に参加されていて、また「吉村和菓子店」という新しいブランドも立ち上げるなど活躍されているようです。
和菓子ライフデザイナーの小倉夢桜さんの食べログでの記事に、亀屋良長さんの詳しいお話があったのでリンクを貼っておきます。
お店紹介の一文も良いですね。
「伝統を大切にしながら自由な発想でつくる新しい京菓子をお届けします。」
ぼくも仕事は伝統産業関係なので、感じ入るところがあります。
「伝統」とは革新を繰り返し、その時代時代を生き残って来たからこそ、今の世にまで伝えられてきたものでもあるんですよねぇ。
新しいことに挑戦することを厭わず、現状維持ではなく成長をし続けることによって、その店が後世にも伝えるべき「本質」や「伝統」を守り伝えていくということが大切なんですね。
現代は「手軽さ」や「食べやすさ」、「おもしろさ」みたいなところが受け入れられやすさの要素だと思います。
「スライスようかん」はそういった点で、今の時代に合っていて、ヒット商品となったんでしょうね。
亀屋良長「スライスようかん」を食べてみた!!!
さぁ、いざ実食です。
パッケージから本体を取り出しますよ。
取り出したらこんな感じ。
小倉ようかんがシート状になって2枚入っています。
1枚ずつ透明なシートにくるまれていますよ。
中央には気になるバターようかん。
そして全面的に”けしの実”が振りかけられています。
これを食パンに乗せて、トースターで2~3分焼いていきます。
ぐつぐつぐつぐつ。
ちょっと写真では分かりにくいですが、焼かれたようかんがぐつぐつと沸き立っています。
少し甘い香りが広がってきましたよーー!!
あっという間にようかんトーストの出来上がり!!
トースト部分も良い色に焼きあがりましたね。
白かったバターようかんの部分は色が変わりました。
では、いただきまーーーーーす!
ばくっ!!
あれ???
どこいきやがった・・・?!
おい!俺のようかんトーストは・・・!?
くっ!!
あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
俺はようかんトーストをかじったと思ったらいつの間にか無くなっていやがった。
な… 何を言ってるのか わからねーと思うが俺も何をされたのかわからなかった…頭がどうにかなりそうだった…。
催眠術だとか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…。
いやいや、お前が味わったのはようかんトーストですよって話ですよ。
(上の元ネタが分からない人は「ジョジョ ポルナレフ状態」で検索してね。)
いや、ほんと美味しくて夢中で食べてしまいました。
さすが老舗京菓子司が作るようかんですね。
程よい甘さ。小豆の風味。けしの実のアクセント。
そして珍しきはバターようかんです。
ちょっとチーズにも似たような風味でね、塩味も立ってて、小倉ようかんの部分と合わせて食べると美味しさがレベルアップしますよ!
美味しいのはもちろんのこと、シート状のようかんをトーストするっていう行為が楽しい一品でした。
亀屋良長さんのHPを見に行ったら、「スライスようかん」の製造風景動画がインスタにアップされていました。
職人さんが一枚一枚こうやって切ってるんですねぇ!!
想いを込めて製造している姿を見ると、更に美味しくいただけそうです。
気になった方は、ぜひ一度ご賞味くださいねー!
ようかんの新しい楽しみ方を、共に味わいましょう。
ではでは。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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