集中力を手に入れたい方必読!!DaiGoの「自分を操る超集中力」まとめ!!
どうも!やーさん(@ohokamudumi)です。
本屋さんで、本を物色していると「一番売れているDaiGoの本」としておすすめされている本がありました。
それが今回ご紹介するこの本!!
「自分を操る超集中力」 著:メンタリストDaiGo
著者であるメンタリストDaiGoさん。
テレビや動画配信、本の執筆など様々な活動をされていますが、様々なタスクをこなすために一番重要なのは「集中力」であると仰ってます。
この本では「そもそも集中力って何なのか?」といった根本的なことから、その「集中力の鍛え方」や人間に備わっている「本来の力の出し方」などが、とても分かりやすく書かれています。
集中力とは何かを理解し、集中力を高める方法を会得し、生活に役立てていくためのメソッド(手法)がてんこ盛りの一冊です!!超おすすめです!!
この本にはどういったことが書かれているかを簡単ですがご紹介したいと思います!!
この本、集中力を手に入れたい方必読ですよ!!めちゃくちゃ参考になります!!
「自分を操る超集中力」(著:メンタリストDaiGo)はこんな本!!
著者プロフィールとまえがき
まずは著者であるDaiGoさんのプロフィールから。
・ジェネシスヘルスケア株式会社 顧問
・新潟リハビリテーション大学 特任教授
・慶応義塾大学理工学部物理情報工学科卒
・人の心を作ることに興味を持ち、人工知能記憶材料系マテリアルサイエンスを研究
・英国発祥のメンタリズムを日本のメディアに初めて紹介し、日本唯一のメンタリストとしてTV番組に出演
・その後、活動をビジネスやアカデミックな方向へ転換、企業のビジネスアドバイザーやプロダクト開発、作家、大学教授として活動
・ビジネスや話術から、恋愛や子育てまで幅広いジャンルで人間心理をテーマにした著書は累計150万部
・趣味は1日10~20冊程度の読書、猫と遊ぶこと、ニコニコ動画、ジム通い
引用:メンタリストDaiGo officialWebSite プロフィールより(http://daigo.jp/profile)
趣味が一日10~20冊の読書!!そして幅広いジャンルでの執筆活動!凄まじいインプット・アウトプット能力ですね。あとネコ好きさんなんですね。ちょっとかわいい(笑)
本のまえがきではDaiGoさんの幼少期についても触れられています。
子どもの頃は「LLD(学習障害)ではないか?」と両親から心配されるくらいに集中力がなく、じっとしていられない子どもで、成績はほぼビリのような状態。そして小学~中学生の間はいじめられっ子だったそうです。
そんな彼が一念発起!
他人より集中力がないことを自覚した彼は、心理学や脳科学の専門書を頼りに「集中力」をつくり出す方法を研究し始めました。
長い試行錯誤の上で得た「集中力」のおかげで、独学で慶應義塾大学理工学部に合格し、現在では圧倒的な読書量をこなし、多岐に渡るビジネスやアカデミックな活動を行い大きな成果を上げている、と語っています。
そして、この本は、仕事や資格試験の勉強、その他日々の生活のさまざまなタスクにおいて「集中力」が続かないと感じている方へ向けた、「究極の集中力の手に入れ方」を説いた本であると述べられています。
この本の構成について
この本は全4章での構成となっています。
それぞれの章で書かれていることを簡潔にまとめていきます。
(詳細が気になる方はぜひ本を読んでくださいね。)
【第一章】 集中力を自在に操る3つのルール
この章で語られるのは「集中力」とは何か?ということ。
集中力の高い人に共通している、「鍛え方を知っている」「実は長時間集中していない」「疲れを脳でコントロールしている」という3つのルールに関して説いています。
集中力はトレーニングによって誰でも鍛えることができ、正しい使い方を知ることで集中力はコントロールさえできるようになるということです。
本全体を通してのキーワードとなる「ウィルパワー」に関しても詳しく語られています。
「ウィルパワー」
集中力の源になる力のこと。
RPGゲームのMPのように人それぞれに上限が決まっていて、さまざまな場面での物事の選択・決断などの意思決定や、集中力を使う度に消耗されます。
この「ウィルパワー」の源泉は「思考や創造性を担う脳の最高中枢」である前頭葉です。
遊び・仕事・生活など、どんな場面においてもこの「ウィルパワー」の出所は一つしかなく、仕事でうまくいかずウィルパワーを消費してしまっていると、脳が疲弊し自ずとプライベートもウィルパワー不足でうまくいかなくなってしまう、その逆もまた然りということになるようです。
そして「集中力を高める」ということは、
① 自分が持っている「ウィルパワー」の総量を増やす。
② 「ウィルパワー」の消費量を節約する。
上記の2通りしかないと断言されています。
【第二章】 高い集中力を生み出す7つのエンジン
この章で語られるのは「集中力」を操るための7つのエンジン(=環境やメソッド)に関してです。
第一章で書かれた「ウィルパワー」の鍛え方、そして節約の仕方が具体的に提示されます。
7つのエンジンとは「場所」「姿勢」「食事」「感情」「習慣」「運動」「瞑想」です。
例えば「場所」のページでは自分が集中して物事に取り組める環境作りの重要性に関して書かれています。
デスク周りに置く最適なアイテムやその色、邪魔な物がない集中できる部屋作りのアイデア、騒音と集中力の関係性などについて、といった具合です。
「食事」のページであれば集中力の源であるウィルパワーを生み出すために適した食材や、食べる時間、食べ方などが提示されます。
具体例としては、脳のエネルギー源であるブドウ糖の必要量や、ストレスの要因ともなる血糖値の乱高下を抑える低GI食品の紹介、間食の正しいとり方などが挙げられます。
他の5つのエンジンに関しても目からウロコの落ちるような、とても有効かつ簡単に生活に取り入れることができるメソッドがたくさん紹介されています。
どの項目も作者自身が行っている事例や、○○大学の□□学者△△の研究によると~といった具体的な権威性を提示して書かれているので納得しやすいですし、非常に具体的なメソッドが紹介されているので、すぐに生活に取り入れることができますよ。
【第三章】 疲れをリセットする3つの回復法
この章で語られるのは、集中力の妨げとなる「疲労感」を効果的に癒す回復法です。
疲れには3種類あり、それは「肉体的疲労」「神経的疲労」「精神的疲労」です。
本来はこれらの「疲労」によってウィルパワーが消耗されることはなく、集中力は低下することはないのですが、脳は作業後の疲れや運動後の疲労感を「脳の疲れ」と認識し、物事に集中することに対してブレーキをかけてしまうと本書では説かれています。
そこで重要になってくるのが以下の2項目
①「脳は疲れを知らない」という原則を知ること。
②「3つの疲れ」を軽減し、ウィルパワーをしっかりと回復させること。
となります。
「3つの疲れ」の軽減方法に関しては以下のような内容となっています。
「肉体的疲労」に対しては、「睡眠」の重要性や、より質の高い睡眠方法、睡眠に適した時間、パワーナップと呼ばれる仮眠方法などが20ページ近くに渡り書かれています。
「神経的疲労」に対しては、「脳の疲れ」と錯覚されやすい「目の疲れ」に対して効果的なケア方法を紹介しています。また嗅覚への刺激を通してウィルパワーを回復させるという方法も提示されていて、作者おすすめのアロマなども紹介されています。
「精神的疲労」に対しては、「ワーキングメモリー」と呼ばれる一時的に情報を保つ記憶機能に関しての説明と、その負荷を低減させるための方法が紹介されています。
【第四章】 集中力を自動でつくり出す5つの時間術
この章で語られるのは、「できる人」が共通して実践している「有効な時間の使い方」です。
5つの時間術を知り実践することで、才能のあるなしに関係なく、誰にでも有効な時間の使い方が身につくと述べられています。
その時間術とは以下の5つです。
「超早起き」
「ポモドーロ・テクニック」
「ウルトラディアンリズム」
「アイ・ビー・リー・メソッド」
「スケジュールに余白をつくる」
例えば、「超早起き」は言葉通り、ゴールデンタイム(22~2時)に合わせて質の高い睡眠をとり、早朝から起きて行動するということ。最も集中力が高くいられる時間帯は起きてからの2時間であり、その時間に自分の為の仕事や勉強・トレーニングを行うのが望ましいとされています。
「ポモドーロ・テクニック」とは、25分の集中と5分の休憩を繰り返す作業方法です。短時間で出来る作業をリスト化しそれらを実行していくのですが、25分間は1つのことだけに集中する、ということが重要です。ポモドーロ・テクニックの優れた点は「やる気が起こるから行動するのではなく、行動したからやる気が出る」という作業興奮の原理を実践しやすい点にあるとされています。
ここでの説明は避けますが、「ウルトラディアンリズム」や「アイ・ビー・リー・メソッド」もとても有効な時間術だと感じました。
気になる方はぜひ、本書を読んでご自身の時間の使い方の参考にしていただければと思います。
まとめ
今回はメンタリストDaiGoさんの著書「自分を操る超集中力」をご紹介しました。
仕事にしてもプライベートにしても「集中力」は必要ですよね。
集中力を発揮して物事に取り組めた時は、非常に高い満足感と成果を得ることができます。
この本を読んで提示されているさまざまなメソッドを生活に取り入れて実践すれば、あなたも人生の濃度を何倍にも引き上げることができる「超集中力」を手に入れることが出来るかもしれませんよ。
全253ページで絵や図解も多いので、短時間で読むことができます。おすすめの1冊です。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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