【感想】これは泣ける。。猫好きさん必読!「旅猫リポート」を読みました。

【感想】これは泣ける。。猫好きさん必読!「旅猫リポート」を読みました。

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我輩は猫である。名前はまだ無い。

ーと仰ったえらい猫がこの国にはいるそうだ。

その猫がどれほどえらかったのか知らないが、僕は名前があるという一点においてのみ、そのえらい猫に勝っている。

引用:「旅猫リポート有川浩  P.8

 

物語の始まり。

 

最初の3行で、何ともうまく、勝気で生意気そうな登場人(猫)物を描いているなぁと、2周目を読みながら感心しているやーさん(@ohokamudumi)です。

 

今回の記事は、10/26に実写映画版が公開される有川浩先生の原作「旅猫リポート」を読んだ感想です。

 

 

やーさん

すでに読まれた方は、このステキな作品を思い出していただければと思います。まだ読んでないという方は、ネタバレは極力控えますので、安心してご覧ください。

 

 

有川浩先生の書く物語はとても好きでたくさん読んでいますが、この「旅猫リポート」は数ある名作の中でも、とても愛しく大好きな作品になりました。

 

 

旅猫リポート あらすじ

物語の主人公は、一人の青年と一匹の猫。

ある日、交通事故にあった野良猫は優しい青年サトルに助けられて名前を与えられます。

 

その名前はナナ

 

カギ型のシッポが数字の7に見えるし、ラッキーセブンで縁起が良いと、オス猫なのに女の子のような名前をつけられます。

 

「そんな名前はイヤだっ!」

とニャーッと反論するナナの鳴き声を聞いて、喜んでいると勘違いするサトル。

 

そんな一人と一匹のささやかながらも楽しい暮らしが始まり、5年の月日が経った頃、ある事情でサトルはナナを手離さなくてはいけなくなりました。

 

「僕のネコをもらってくれませんか?」

 

銀色のワゴンに乗り込み、懐かしい友人たちを訪ねてサトルとナナは最初で最後の旅に出ます。

 

美しい風景に彩られた旅路。

 

友人たちの回想から明らかになるサトルの過去と、そして秘密とは。

 

一人の青年と一匹のネコの永遠の絆を描いた感動作です。

 




旅猫リポート ここがおもしろい!

 

旅猫リポートは、作者の有川浩先生曰く「一生に一本しか書けない物語」とのこと。

 

 

やーさん

もう、ほんと読み終えた時は涙でぐちゃぐちゃになってしまいました。。

 

 

この物語のおもしろさは、登場人物の人生が非常にリアルに描かれていることだと感じました。

そして小生意気で、常に上から目線で、けど憎めない、そんなしたたかでしなやかな元野良猫のナナの目線で描かれる世界がとても楽しいです。

 

リアルに描かれるそれぞれの人生模様

主人公のサトルは30歳をちょっと過ぎた年齢で、ちょうどぼくと同じ世代です。

幼いころに壮絶な経験をするのですが、そんな境遇も乗り越えて強く生きる爽やかでとても優しい好青年です。

 

サトルだけでなく、旅をする先々で出会うサトルの友人達それぞれにリアルな人生が描かれています。

幼少時の友人との擦れ違い、親との軋轢、家族の在り方、大人への不信感、思春期の恋心と三角関係、夫婦問題などなど。

 

色んな苦悩が交錯する人生が描かれる中で、共感できる部分がとてもたくさん出てきます。

ともすれば、暗く沈みがちな物語になってしまうところを、救いを持たせながら鮮やかに、そして爽やかに描いているところはさすが有川浩先生です。とても読み心地が良いです。

 

たくさんのツライ問題を乗り越えた先に描かれる、人と猫の永遠の絆。ラストは感動で心の奥が震え、温かい涙が頬を伝いますよ!!

 

ナナの目線で描かれる世界

もう一人(一匹)の主人公であるナナの目線で描かれる世界を読んでいると、

「あぁ、猫ってほんとにこういう風に思いながら生きてるのかもしれないなぁ」

と思わせるおもしろさがあります。

 

サトルの友人達に飼われている犬や猫との動物同士の交流も、ナナのキャラがとても活かされていて、おかしくて笑ってしまったり、サトルへの愛情を感じてジーンとさせられたり。

 

ナナはオス猫で、一人称も「僕」なんですが、なんだか「姐さん」って感じがします。

けど、もしナナをメス猫の設定にしてたら、、、

人間の男とメス猫という関係性にしてしまっていたら、、、

この物語から感じる「絆の深さ」や「愛情」といったものは全然違うように捉えられてたように思います。

そんなことを思いながら読むのも楽しいですね。

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旅猫リポート 実写映画化!

この一人の青年と一匹の猫の感動の物語が実写映画化されます。

主演は福士蒼汰さん!

話題作への出演が途切れませんねー!

個人的に仮面ライダーフォーゼの頃から好きな俳優さんです。

今回の旅猫リポートと同じく有川浩先生原作の「図書館戦争」の実写映画版に手塚光役としても出演していましたね。

サトルのイメージに合う爽やかイケメンですし、動物好きな一面もあるそうなので、期待大です!

 

そして、実写映画化の立役者!天才猫ナナちゃん!

この猫ちゃんがいてくれたから、映画化出来たと公式HPにも書かれていました。

どんな演技を見せてくれるのか楽しみです!

 

そのナナの声を担当するのが、高畑充希さん!

NHK朝の連ドラ「ごちそうさん」の西門希子役で魅せた確かな演技力と、素晴らしい歌唱力!

あの驚きは今でも鮮明に覚えています。

彼女の伸びやかな声が、どんな風にナナに息を吹き込むのか、楽しみです!

 

脇を固める俳優陣も竹内結子さん、広瀬アリスさん、大野拓朗さん、山本涼介さんと豪華ですね!

 

監督は有川浩先生作品「植物図鑑」の実写映画版で指揮をとった三木康一郎監督!

 

音楽は映画「この世界の片隅に」で数々の賞を受賞したコトリンゴさん。柔らかな歌声で、より深い感動を演出してくれそうです!

 

公開は2018/10/26(金)です!楽しみ!!

 

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猫好きさんも、そうでない方も、ぜひぜひ本や映画で「旅猫リポート」見てみてください!!

 

心温まる、人と猫の物語。

切なさを乗り越えて、きっとあなたも温かい感動に包まれると思います。

 

やーさん

最後までお読みいただきありがとうございました!

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