ぼくとバッカスの甘い関係
12月中旬。本格的な冬の到来。
こぼれる息は白く、街は華やかなクリスマスムード一色。
夕方6時の定時を迎え、外はもう真っ暗。
日中の慌ただしい仕事をやり終え、タイムカードを切り、帰宅ラッシュの地下鉄に潜り込む。
「ふぅ・・・。」
今日も無事に仕事が終わったことに安堵の息を吐く。
長くペンディングとなっていた案件も、上司が気にしていたあの取引先との案件も、ようやく片が付いた。
一日中よく働いた頭と身体は、疲労感に満ちていて、口が甘い物を欲しがる。
地下鉄からJRに乗り換え、人も少なくなったタイミングを見計らい、ぼくはもう長年使ってヨレヨレになってしまった通勤カバンの中から、おもむろに緑色の小箱を取り出す。
その小箱には赤色で「Bacchus」という文字が躍り、上質なブランデーを思わせる絵と、なだらかな山型のチョコレートの断面からオレンジ色の液体がとろりと垂れている絵が描かれている。
LOTTEと書かれた箱のサイド部分を開け、銀紙に包まれた紙製のトレイをスライドさせる。
瞬間、広がる、えも言われぬ甘くアダルティな香り。
この香りを独り占めするかの如く、すばやく1粒を指につまみ、口に放り込む。
舌の上で転がしてやると、何ともくちどけの良いミルクチョコレートの甘さが広がり、癒しのひとときが訪れる。
しかし、甘いだけの純然たる癒しの時間はごくわずかだ。
数秒後、溶けたチョコレートの中から液体が染みだしてくると、それはすぐにダムが決壊したかのような勢いで口中に広がり、芳醇なブランデーの香りと刺激が鼻腔に抜ける。
アルコールに焼かれカッと熱くなる食道が心地良い。
もう一粒食べたいな、という欲求をなんとか抑え込み、緑色の小箱をカバンにしまい込む。
目を閉じ、深呼吸を一回。口の中に残る甘さと芳醇な香りの余韻を楽しむ。
思わずこぼれる笑みを噛みしめ、ぼくは愛しい家族の待つ家に帰る。
今日も癒しのひとときをありがとう、バッカス。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
どうも!やーさん(@ohokamudumi)です。
アイキャッチ画像からセクシーな記事を想像した人ごめんなさい!
ただただ仕事で疲れたおっさんがチョコ食べて、おいしいと言っているだけの記事です(笑)
見捨てずに最後までお付き合いいただけると嬉しいです!!
今回は大手製菓会社のLOTTEが販売している洋酒チョコレート「バッカス」についてです。
みなさんは「バッカス」を食べたことありますか?
今年もこの季節がやってきた!冬季限定!LOTTEの「バッカス」!
先日Twitterで仲良くしてもらってる、旅好きおしゃれ女子のりらちゃんがこんなツイートをしていました。
えっ、このチョコ凄くない??!!
よく分かってなくて食べたらお酒でてきた(笑)🤣💓💓
若い子大丈夫なの?
これくらいならいいのか…?! pic.twitter.com/Y99rsdqdIn— りらいふ。@旅、ときどきOL (@han_nari1105) 2018年12月10日
よく分からず、初見で食べたら確かにこんな反応になってしまうよね!!
ってくらいお酒感が強い洋酒入りチョコレートのバッカスです。
このツイートを見て、「あぁ、もうそんな時期やなぁ」としみじみ感じ入ってしまうぼくは、毎年購入しては上記の語りのように、仕事終わりに1粒だけ食べて、その美味しさを堪能しています。
で、次の日さっそく仕事の帰り道に、雨の中スーパーに買いに行ったのですが、、、
りらちゃんのツイートから、そろそろバッカスに手を出す時期だなと意気込んで、雨の中帰り道にスーパー寄ったけど売ってなかった(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
代わりになぜか甘納豆買って帰りました笑 https://t.co/rCDGG27RT0
— やーさん@歩き出したブロガー (@ohokamudumi) 2018年12月11日
最寄のスーパーには売ってなかった・・・・。
そしてなぜ甘納豆なんて買ってしまったのか。。。
で、後日、駅の中にあるコンビニで無事GETしました!
上の画像からも分かるようにバッカスは「冬季限定」の商品であり、洋酒チョコレート市場で「売上第2位」の人気商品です。
(ちなみに第1位は同じくLOTTEのラムレーズン×生チョコの「ラミー」です。こっちも最高に美味しい!)
そして、高級ブランデーであるコニャックを51%使用(ブランデー中)したチョコレートであり、アルコール分は3.2%も入っているという大人向けのチョコレートです。
商品詳細は箱の裏面(上記画像)をご参照ください。
内容量は1箱で12粒入っています。
気になるカロリーは1粒で28kcal。12粒だと336kcalとなりますね。
取り出してみるとこんな感じ。
こんもりと高さがあり大きいので、1粒口に入れただけで結構な満足感が楽しめると思います。
バッカス先輩のファンサイトまであるよ!!
さて、このバッカスですが1964年の発売とのことで、ぼくより断然年上の先輩です。
今年で54歳ですか。超ロングセラーですね、バッカス先輩!
そんなバッカス先輩にはファンサイトまで用意されています。
箱裏の一番上にも「ファンサイトはじめました」と書いてありましたね。
ファンサイトは「LOTTE land」というWEB上のテーマパークの中にあります。
LOTTE landはロッテのお菓子やアイスをテーマにしたWebテーマパークです。
ロッテ商品をモチーフにした楽しくてワクワクする体験型のコンテンツや、読み物コンテンツ、
お菓子やアイスについてワイワイ語り合う掲示板型コンテンツなど
様々なコンテンツをご用意しています!
引用:「LOTTE land はじめての方へ」より
その「LOTTE land」の中にある「RummyBar」をのぞいてみると、ラミーとバッカスのファンによる交流サイトとなっています。
RummyBarへようこそ!
ラミーやバッカスが大好きな皆様と一緒に作るファンページです。
洋酒チョコレートなのでBarをテーマにしています。
ラミー・バッカスに関する投稿コンテスト・試食モニターなども実施予定です。
ぜひ皆様と一緒に盛り上げていきたいと思っております!
ぜひお気軽にご参加ください。
引用:「RummyBar」より
もうすでに応募受付は終了して結果発表となっていますが、「ラミー・バッカス 川柳コンテスト」や「ラミー・バッカス 広告コンテスト」、「ファンミーティング」などが開催されていておもしろいですよ!
「ラミー・バッカス 川柳コンテスト」にはなんと4156件もの応募があったそう。
すごい盛り上がりですね!
もっと早く知っておけば、ぼくも応募したのに・・・。来年もあると良いな。。
アレンジレシピ集なんかもあるので、恋する乙女はバレンタインなんかにも使えそうですね!
おわりにと、おまけ
冬季限定の大人のチョコレート「バッカス」のご紹介でした。
ほんとにブランデーのアルコール感がガツンとくるチョコレートですので、お子様の手が届かないところでお楽しみくださいね。
あと、パッケージにも注意書きがありますが、飲酒運転になる危険性があるので、運転の際などにはご遠慮ください。
今回の記事を書くにあたっていろいろと調べ物をしていたのですが、商品名である「バッカス」ってローマ神話に出てくるお酒の神様の「バックス(バッコス)」が由来となっているようです。
どんな神様なのかなーってwikipediaを見てみると、バックスを描いた絵画が数点紹介されていて、そのうちの一枚がとてつもないインパクトを持っていました。
それは、「アルテ・マイスター絵画館」に所蔵されている「グイド・レーニ」によって描かれたバックスの絵です。
下にリンクを貼るので興味のある方はご覧ください。一言で言ってヤバイ奴ですwww
自己責任で、ぜひ、どうぞ。
最後までお読みいただきありがとうございました!
この記事が気に入っていただけましたら下のボタンから共有お願いします!
-
前の記事
新感覚和スイーツ!?生八つ橋フォンデュを食べてみた!! 2018.12.06
-
次の記事
【ニューヨーク出張記】ぼったくりタクシーと人生で一番美味しいステーキ。 2019.03.11
コメントを書く