あなたも「すぐやる」人になれる!とても簡単な方法3つ!

あなたも「すぐやる」人になれる!とても簡単な方法3つ!

どうも、やーさん(@ohokamudumi)です。

日々の生活の中で、したいこと、やらなきゃいけないことってたくさん出てきますよね。

仕事にしても家事にしても、タスクは山積みで、それでもなかなか手が付けられずに時間が全然足りなーい」なんて方もたくさんおられると思います。

 

 

 

やーさん

実際、ぼくもブログを始めてから、記事を書く時間をなかなか捻出できず「なんで一日ってこんなに短いんだろう」と思う日々が続いています。。

 

 

今日は、ぼくと同じように

「毎日、時間が足りない!」 

「したいことがあるのに、なかなかすぐ行動に移せない!」

という方におすすめの本をご紹介したいと思います。

 

この本を読めば、脳科学の応用による実践的な思考法や行動によって、

誰でも「すぐやる」モードになれます。

むずかしそうに聞こえますが、実はとても簡単でしかも効果的な方法がたくさん出てきます。

 

 

本の中から一部、ぼく自身が実践して効果的だった方法もご紹介します。

ぜひ読んでお試しくださいね!

 

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『すぐやる!「行動力」を高める“科学的な”方法』(著:菅原洋平)を読んでみた! 

 

今回ご紹介する本がこちら。

『すぐやる!「行動力」を高める“科学的な”方法』

 

 

作者は作業療法士であり、ユークロニア株式会社代表の菅原洋平さんという方です。

作業療法士とは、入浴や食事など日常生活の動作や、手工芸・園芸・レクリエーションなどあらゆる作業活動を通して、身体と心のリハビリテーションを行う専門家です。

菅原洋平さんは、発行部数13万部突破の「あなたの人生を変える睡眠の法則」など多くの著書を出されています。

 

この本は脳などに損傷を受けた患者さんのリハビリテーションの現場で実践される科学的手法に基づいた方法を活用して、実生活でよりよく生きるためのノウハウが満載の本となっています。

 

分かりやすく言うと

 

◆ 「自身のパフォーマンスを上げるにはどう思考するのがいいか」

◆ 「自分の脳をより活用するためにはどうすればいいか」

 

といった情報が詰まった一冊です。

 

 

『すぐやる!「行動力」を高める“科学的な”方法』のここが良い!

この本の良いところは、「すぐやれない」問題をやる気や性格のせいではなく、脳の使い方が問題と断定してくれている点です!

 

以下、作者から読者に対するメッセージを引用します。

 

「すぐやらない」原因は、「性格」や「やる気」でしょうか?

それは違います。

脳が「すぐやる」モードになっていないだけです。

引用:『すぐやる!「行動力」を高める“科学的な”方法』(著:菅原洋平)p,3

あなたが抱える問題は、性格や今までの人生の問題ではなく、脳という内臓のしくみによるものです。

あなた自身を変えるのではなく、あなたの体を動かしている脳を変えることが大切です。

引用:『すぐやる!「行動力」を高める“科学的な”方法』(著:菅原洋平)p,52

 

やーさん

「やるべきことをすぐやれない」のは「性格」や「やる気」の問題ではないと言ってもらえると、救われる気がしますよね。

脳の使い方と言われると、何だか自分でもできる気がしてくるから不思議です。

 

 

そしてこの本、とても読みやすいです!さくさくと読めますよ!

 

この本は序章を含め全部で9つの章となっていて、総ページ数は207Pです。

 

構成としては、章ごとにさまざまな脳の仕組みや性質がとても分かりやすく説明されています。

 

例えば、序章では「脳の活性化と、睡眠の管理の重要性」について、第3章では「ミラーニューロン」について、第6章では「メンタル文法」についてといった感じです。

 

そしてそれらの脳の仕組みや性質を利用して、具体的な問題点(たとえば、仕事が忙しくて勉強ができないなど)に対する思考方法や行動方法が紹介されています。

 

その上で、生活の中で簡単に実践できる「エクササイズ」=具体的な改善方法が提示されます。

 

 

「性格」や「やる気」が原因と言われると改善が難しいと感じてしまいますが、本の中で紹介されている簡単なエクササイズを試すことにより、脳を活性化させ、誰もがよりよく物事に取り組むようになれるという期待感がもてる一冊となっています。

 




 

3つのエクササイズを実践してみた!

この本には20ヶ以上のたくさんのエクササイズ=具体的な改善方法が紹介されています。

その中でも簡単に実践できて、効果が高いなと感じたエクササイズを3つご紹介します。

 

 

1、ToDoを付箋に書きだすのをやめると集中力がアップ!?

第1章「やるべきこと」にすぐ手をつけるコツのエクササイズから「ToDoを付箋に書きだすのをやめる」を実践してみました。

 

第1章では、「脳は視覚から得た情報に対して逆らえない」「視覚からの情報によって常に取捨選択の無駄なエネルギーを使ってしまっている」ということが説明されています。

 

ぼくはこれまで会社のパソコンモニター周りに、色々とやるべきこと(ToDo)の付箋をベタベタと貼っていました。

こうすることで、「やり忘れた!!」というミスを失くすようにしていたんですね。

この方法、確かにミスを防ぐ点では良いのですが、ある一つの作業をしているときに付箋が目に入ると「あぁ、あれもしなきゃ、これもしなきゃなぁ」と集中力が乱れるんですよね。

 

本の中では、「脳は基本的にはひとつずつしか作業をこなせない。出来たとしてもデュアルタスク(=2つの作業)までということが明らかになっている」と書かれています。

 

つまり、ライオンのたてがみのようにモニターに貼っていた付箋を外すことによって、

視界に入る情報を最小限にして、脳に余計な情報を与えないことで集中力を高めることができるようになる!

ということです。

 

ちなみにベタベタと貼っていた付箋の代わりに、メモ帳やエクセルでToDoリストを作成して、そこに忘れてはいけない仕事を入力し、一つ作業が終わるたびにチェックしていく方法に変えました。

 

こうすることで、確かに一つの作業に対する集中力は上がった感じがします。

一つ一つの作業スピードが速くなり、結果として全体的に時間に余裕ができるようになりました。

 

以前のぼくと同じようにモニターが付箋だらけの方、一度お試しされてはいかがでしょうか?

 

 

2、流し台に皿を置かずに洗うと、時間に余裕が持てるようになる!?

第2章「ひとつのこと」を終えたあと、「次」にスムーズに取りかかるには?のエクササイズから「流し台に皿を置かずに洗う」を実践してみました。

 

第2章では「フィードフォワード型の脳」の作り方が書かれています。

フィードフォワード型とはフィードバック型の対義語であり、受け身ではなく能動的であり、目的を達成するためにはどうあるべきかを予測して行動を決めるシステムです。

このシステムを活用し、脳に「Aという行動と、Bという行動は関連しているんだよ」と覚え込ませることによって、「次」の行動にスムーズに取りかかることができるようにしていくことができます

(詳細が気になる方はぜひ本を読んでみてくださいね。)

 

 

このエクササイズは、自宅でごはんを食べた後に流し台にお皿を持っていって「あぁ、お皿洗わなきゃなぁー」と思いながらもなかなか洗えない方に、ぜひ継続して試してみてほしいです。

 

作業的にはとても簡単で、

食べ終わったお皿を一枚だけ流し台まで持って行ってそのまま洗う!

ただこれだけです。

 

これまでは「食事を終える→流し台に食器が溜まる」という法則で脳が覚えていたことを、

たった一枚の皿を洗うだけで脳は「食事を終える→皿を洗う」という関連性を覚えて、「こんな展開もアリか!」と慌てて新しい法則を見出そうとします。

 

この「次の作業にちょっとだけ手をつけること」を脳に経験させてあげるだけで、作業の連続性が非常に高まり「次」にスムーズに取りかかることができるようになります。

 

わが家では、これを実践するようになってから片付けのスピードが格段に上がり、食後のゆっくりできる時間が増えましたよ!

 

もちろん皿洗いは一例に過ぎず、色々なことに応用ができますよね。

 

例えば、ブログを書くということにおいても、一つ記事を完成させた後に次の記事のタイトルだけ作成しておく、といった行動が習慣化されるととても効果的だと思います。

 

 

3、他人の「できた」を脳に見せないことで、すぐ動けるようになる!?

第5章「やればできる」という言葉でかえって「本気」が出せなくなっていた!?のエクササイズから「他人の「できた」を脳に見せない」を実践してみました。

 

第5章では成功者の「経験から語られる言葉」=「わざ言葉」は、同じように成功経験がある人でないと本質的には伝わらないということや、その「わざ言葉」の正しい利用方法と、誤用による弊害などが説明されています。

また自分を欺く言葉によってうまれる罪悪感がドーパミンの発生を促して悪循環を招くといったことも説明されていてとても興味深い内容でした。

(詳細が気になる方はぜひ本を読んでみてくださいね。)

 

このエクササイズではSNSなどで他人の「できた!」=「わざ言葉」ばかりを見て、しかも鵜呑みにして、「自分はできていない・・・」とどんどん動けない状態になるのを避けましょう、というものでした。

 

仕事でもそうですし、趣味の世界でもそうですが、

あまりに他人の成果ばかりを見てしまうと、「よし!自分も頑張るぞ!」と発奮するのを通り越して、「自分なんてだめだめだ・・・」と自分を卑下してしまい、ぜーんぶ投げ出したくなるときありますよね。

 

大事なのは自分と他人を比較するのではなく、過去の自分と今の自分を見比べてしっかりと成長を実感しましょうってことですね。

 

SNSはたくさんの情報を得られますが、どうしても「できた!」ことを報告する場になりがちです。

逆にネガティブな投稿もあり、そういった内容を見て脳にマイナスの負荷をかけるのもよくないです。

あえて情報を遮ることによって、自分の本来すべきことやしたいことと向き合い「動ける」状態を作ってあげることが大切ですね。

 

まとめ

以上、『すぐやる!「行動力」を高める“科学的な”方法』のご紹介でした。

まとめると

・作者は作業療法士であり、リハビリテーションの専門家である。

・脳の仕組みや性質が科学的に解説されている。

・「すぐやれない」という状態をやる気や性格の問題として捉えるのではなく、あくまで脳科学的なアプローチで捉えて、誰もが「やるべきことをすぐやれる状態」にまで持っていける実践的な方法がたくさん紹介されている。

 

脳の仕組みや性質を知ることで、自分の脳が今こう動いているなと客観的に判断できるようになって、さまざまな場面で的確な選択と行動ができるようになります。

 

今回紹介した3つのエクササイズの他にも、まだまだたくさんの簡単に実践できて効果的なエクササイズが満載の1冊となっています。

 

「あぁ、やらなくちゃ!」と気合を入れる必要もなく、物事がスムーズにサクサクと動き出し、自由な時間が格段に増える!

 

そんな体験を可能にするおすすめの1冊です。

 

 

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やーさん

最後までお読みいただきありがとうございました!

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